ブックタイトルならやま 2019 秋

概要

ならやま 2019 秋

留学生レポート21119106783451ロックヘイブン大学2セントラルミシガン大学3嶺南大学校4公州大学校5光州教育大学校6西安外国語大学7華東師範大学8インドネシア教育大学9ハイデルベルク大学10ブカレスト大学11リヨン第三大学Interviewee教育学部学校教育教員養成課程教科教育専攻英語教育専修3回生私立淳心学院中学校・高等学校出身もりべほくと守部北斗さんセントラルミシガン大学（アメリカ）（留学期間２０１９.８～２０２０.５）留学生歓迎イベントにて友人のご家族と留学のきっかけを教えてください。中学時代にカナダで2週間の語学研修＆ホームステイを体験したことが、留学を志望する原点になりました。文化背景が日本とは全く異なる環境に慣れることだけで手一杯で、腰を据えて語学学習に取り組む時間を確保することが難しい現状でした。帰国後は、いつかリベンジを果たしたいという想いを抱き、英語学習に勤しみました。また、本学に入学してからは、国際学生宿舎の寮長を1年間務め、交換留学生と共に生活する中で、長期留学への期待をますます膨らませていました。留学する前にどのくらい語学の勉強をしていましたか。毎日、単語帳で語彙数の強化を図ったほか、テキストや参考書などの本文を題材にし、精読→速読→音読を繰り返しました。また、語学力の到達度を測る目的で、１年次に英検準1級に合格、3年次に１級を受験しました。留学中のエピソードを教えてください。初めは、ルームメイトがアメリカンジョークを交えながら楽しむ会話のトーンやスピードについていけず、私は彼らの意味するところが理解できないままでした。その一方で、周りは次の話題へと進んでいくため、一人だけ取り残されたような疎外感を覚えました。会話の内容を聞き返すことをためらっていましたが、いざ彼らに質問してみると、簡潔な言葉を用いて丁寧に解説してくれました。彼らの助けもあって、次第に自らの理解が及ばないことを相手に伝え、未知の世界に出会う高揚感を肌で感じるようになりました。留学したことでどんな影響がありましたか。（留学で得たもの）多様なバックグラウンドを持つ（多国籍の）友人と交流することで、自身の考え方や価値観を今一度省みる機会を得ました。両者の立場を尊重し、語り合うことを楽しみながら、相互尊重コミュニケーションの力を養うことができました。留学体験をどのように生かしていきたいと思いますか。「なぜ英語を学ぶのか」や「なぜ言語を学ぶのか」に悩む生徒が、彼らなりの答えを見つける手助けができる、さらに彼らの語学学習の意欲を掻き立てられる教師になりたいと考えています。この留学を通して、学問を愛する生徒を育てられるほどの授業実践力と英語の専門性を高めたいです。これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします。自分の肌で感じ得たもの、現地で身に付けた力は、揺るぎない自信を生み、将来の糧になると信じています。「叩けよ、さらば開かれん」、私の好きな言葉の一つです。17＿AUTUMN 2019ならやまJapan Festivalにて