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概要

ならやま 2019 秋

芽生えた素敵なつながり最後のフェアウェルパーティーでは、両大学の学生が互いに声をかけ合い、記念写真を撮りあったりする姿が見られ、両大学の学生の間にこころのつながりといえるようなものが芽生えていると実感しました。また、座談会と国際交流演奏会の間に、本学のユネスコクラブの学生と光州教育大学校の学生が交流する時間も設けました。さらに、光州教育大学校の皆さんには附属小学校の音楽の授業を見学していただきました。皆さん、子どもたちの合唱と合奏の様子を熱心に見入ってくださいました。また、大学の「初等教科教育法(音楽)」の合唱の授業も体験していただきました。これらの活動は演奏会の合同ステージに向けての練習の合間に実施したものであり、それ以外の時間のほとんどは、演奏会の合同ステージに向けて、本学の学生と共に練習に励んでくださいました。このようにして、4日間の国際交流プログラムを無事終了することができました。最後に、本学の学生から寄せられた感想文を紹介したいと思います。初日は言葉がなかなか通じず、漠然と大変だと感じていました。2日目、3日目と日が過ぎるにつれ、拙い英語やボディランゲージなどを用いて少しずつコミュニケーションが取れるようになり、韓国の教育だけでなく流行りや文化のこと等さまざまなことを知ることができ、楽しいと感じる時間が増えるようになりました。(中略)言葉がわからずとも音楽は共通してわかるので歌って指示を出す度に全員が理解して、次の演奏に反映してくれました。国や文化や言葉が違っていても音楽で人は繋がることができるのだということを深く実感した瞬間でした。交流演奏会は前準備や当日行程など苦労する部分は多々ありましたが、自分自身の成長にもつながったと考えています。大学院1回生福ふくしま島かなで奏集合写真AUTUMN 2019ならやま_8