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概要

ならやま 2020 春

ひと・あれ・これ―活躍する卒業生を紹介―「広い視野を持って活躍できる教師を目指して」現在、私は奈良県香芝市立香芝中学校で英語教師をしています。教師4年目の今年は1年生の担任として日々新鮮な気持ちで生活を送っています。昨年度は3年生の担任としての初めての卒業式で、人生で1番の感動を覚えました。授業、休み時間、部活動などすべての場面での生徒との関わりが楽しく、教師になって本当に良かったと思っています。大学在学時には素敵な先生方や大学職員の方々に支えていただきながら充実した学生生活を送ることができました。特に「なっきょん’s Cafe」という国際交流イベントに携わったことと、アメリカに留学したことは自分の中で大きな財産になっています。「なっきょん’s Cafe」では毎月、留学生と日本人学生が交流できるような企画をしました。私自身も「なっきょん’sCafe」がきっかけで外国の生活や文化を身近に感じ、興味を持ったのを覚えています。3回生から4回生にかけての9か月間は、協定校であるアメリカのセントラルミシガン大学に留学しました。留学先では英語だけではなくアジアの歴史やバスケットボールの授業も受けていました。何よりも留学生やアメリカ人の友達がたくさんできたことが宝物です。今でも、留学先でできた友達との交流があり、年末年始や長期休暇にはアメリカから友達がホームステイに来ることもあります。これらの経験は教師生活のさまざまな場面で生きています。英語の授業の中では教科書の内容に合わせて留学時の実体験を語り、生徒の興味を引いています。人権教育の中では国際理解分野の講演会の企画や、授業案の作成などで自分の経験の中からヒントを得ることができています。また、夏休みには教材を集めるために海外へ行くこともあり、昨年はカンボジアの小学校へ行き、ボランティアとして英語の授業をしてきました。海外での授業経験はその後、日本で自分の英語の授業に還元しています。このように国際的な視野で自分を高められているのも、大学時代の経験が基礎になっています。奈良教育大学では、少人数の特性を生かした丁寧な指導をしていただけます。少人数だからこそ、周りを巻き込んで何にでもチャレンジできます。人生一度きりです。是非、何事にも思い切って挑戦してください。香芝市立香芝中学校英語科教諭1年生担任女子バスケットボール部顧問ふるかわやまと古川大和さん(教育学部学校教育教員養成課程教科教育専攻英語教育専修2016年3月卒業)アメリカ人留学生とのひとときカンボジアの小学校で授業グループ学習を見守り中なっきょん's Cafeにて国際交流なっきょん's Cafeにて留学生たちとAftergraduation校外学習で京都へホームルームにて体育大会で誰よりも大きな声を生徒に負けられない体育大会SPRING 2020ならやま_12