ブックタイトルならやま 2020 春

概要

ならやま 2020 春

留学生レポート21119106783451ロックヘイブン大学2セントラルミシガン大学3嶺南大学校4公州大学校5光州教育大学校6西安外国語大学7華東師範大学8インドネシア教育大学9ハイデルベルク大学10ブカレスト大学11リヨン第三大学Interviewee教育学部学校教育教員養成課程教科教育専攻数学教育専修３回生私立清風学園高等学校出身かめいぼうた亀井望太さんハイデルベルク大学（ドイツ）（留学期間２０１９.9～２０２０.8）日本語学科の仲間たちと友人宅にて留学のきっかけを教えてください。幼い頃からヴァイオリンを習っていて、ドイツに関心がありました。留学先にドイツの大学を選んだ理由を教えてください。ドイツ語を話せるようになりたかったからです。留学する前にどのくらい語学の勉強をしていましたか。語学学校で約1年間、ドイツ語を勉強しました。すべてドイツ語で授業を受けていたので、現地の生活にも早く適応できたと思います。留学中のエピソードを教えてください。外に出て、眺めの良いネッカー川のほとりを散歩しながらゲーテの詩を覚える、という授業が良い思い出になりました。特技のカードマジックは外国人にも好評で、マジックをコミュニケーションツールに、いろいろな国から来た人と友達になれました。楽しかったです。でも外国人労働者の受け入れが今後進むと予想されています。学校でも異なる文化背景を持った子どもたちをクラスに迎えて指導することになるでしょう。そのような日本の教育現場でも、留学経験を十分に活かすことができるのではないかと思います。これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします。価値観の合わない相手と話すのがしんどいなあと思うことがあるかもしれません。僕も、言葉が通じなかったらどうしようと不安で、つい会話を避けてしまいそうになることがあります。そんなときに意識していることは、「自分から壁を作らないこと」。自分が心に壁を作ってしまったら、相手とは分かり合えません。自分から心を開いていくことで、相手にも通じていくものがあるのではないかと思うのです。苦しいこともありますが、一つひとつのことに取り組む中で、自分が成長していくのを感じました。ぜひ、チャレンジしてみてください。留学したことでどんな影響がありましたか。（留学で得たもの）ドイツ文化の中で形成発展してきたシュタイナー教育を研究しています。ドイツの教育学の勉強を通して、日本の教育現場でも使える新たな視点を得られたと確信します。留学体験をどのように生かしていきたいと思いますか。近年、ドイツでは移民が大きな問題になっています。日本友人とヴァイオリンコンサートにてマジックショー15＿SPRING 2020ならやま