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概要

ならやま 2020 春

目の前で切られた木の断面に児童は興味津々森林組合の方から林業という仕事について話を聞き、真剣にメモを取る児童社会見学附小は川上村へ林業学習に行きました。附小の児童は事前に吉野林業について学習しており、現地では実物を見る時間が多かったです。吉野林業特有の密植を人工林で見学したり、加工工場で森林組合の方が大きな丸太を切ってくださる様子を見学したり、児童は嬉しそうに見入っていました。質問コーナーでは事前に考えた質問だけでなく、その日気になったことを質問している児童も見受けられました。一方、東吉野小は平城宮跡へ行きました。東吉野小の児童は事前に平城宮跡の保存に尽力した棚田嘉十郎についての学習を進めており、実際に棚田嘉十郎像を見たときには歓声が上がりました。平城宮跡に併設されている資料館では木簡の展示を見学したり、組木を体験したりし、昔の技術力の高さに感心していました。交流学習日程調整の都合上、附小が社会見学終了後、東吉野小が社会見学実施前のタイミングで交流学習を行いました。附小の児童は川上村で学んだ林業について項目ごとに模造紙にまとめ、東吉野小の児童に伝えました。東吉野小の児童は自分たちが学んだ奈良時代のことや奈良市のことについてパワーポイントを用いて発表しました。附小の児童は奈良市在住ですが、案外知らないことも多く、交流学習後の感想では「私たちが知らない奈良市のことまで勉強してくれていてうれしい」といった奈良への愛着を感じさせる感想も聞かれました。東吉野小学校との交流学習でクイズに答える様子7_SPRING 2020ならやま