ブックタイトルならやま 2020年夏号

概要

ならやま 2020年夏号

［国際交流・留学］https://www.nara-edu.ac.jp/international/ロックヘイブン大学（アメリカ）ペンシルベニア州にある小規模公立大学です。教育者育成に関して有名で、少人数制で教職員と学生との距離が近く、質の高い教育が提供されています。また、世界各国からの留学生が多く学んでいます。リヨン第三大学（フランス）本学の国際交流協定校の一つであるリヨン第三大学（2004年3月交流協定締結）は、フランス第2の都市リヨンにあります。リヨンは歴史ある古い町で、歴史的建造物が多く残っています。また美術館や博物館、劇場が多くあり、有名なオペラを手軽な値段で観ることができる所もあるなど、芸術好きな人にはぴったりな町です。Intervieweeリヨン第三大学（フランス）左からレミさん、アーサーさん日本/奈良教育大学（留学期間2019.10?2020.8）附属中学校での交流附属小学校での交流奈良に来る前の期待。１８歳の時に友達と日本を旅行して、奈良は一番お気に入りの町でした。とても住みやすそうで、奈良に住んでいる方々もすごく優しかったからです。こんなステキな場所で学んでみたいと思い留学を決意しました。（アーサー）海外での滞在は初めてです。ずっと実家暮らしで、フランス国外にも行ったことがありませんでした。でも決して心配していませんでした。いい体験になると思いました。（レミ）留学の日常生活。奈良での日常生活は結構忙しいですけど、せっかく日本に留学したので一生懸命楽しもうと思っています。留学生用の授業以外にもフランス語の授業と英語の授業に参加させていただきました。単位をもらわないですけどいろいろな日本人としゃべる機会になりますし、とてもいい経験だと思います。それから3つの部活（すぎのこ（障がい者問題研究会）とバレーボール部とユネスコクラブ）にも入りました。また、「寧鼓座」という和太鼓グループで太鼓の練習をやっています。今までいろんな演奏をすることができました。（アーサー）日本の生活にすぐに慣れました。百人一首のクラブに入ってみました。日本は親切な国として知られているから、緊張しませんでした。食べ物については少し問題で和太鼓グループ「寧鼓座」のみなさんとす。あまり料理をしないので、外食やインスタントヌードルばかりで、野菜をあまり食べません。（レミ）奈良教育大学での留学生の授業。一番好きなのは作文の授業と修了レポートを書くことです。テーマを自由に選ぶことができますから。私は政治問題とキリスト教に興味を持っているから、アナーキズムの思想とプロテスタントについて研究したかったです。今回の留学では、その研究のために天理市のプロテスタント教会に行って牧師さんと友達になりました。（レミ）留学生活で一番驚いたことは何ですか。バレーボール部に入る時にすごく緊張しました。日本に来たばかりなので、他の学生と仲良くできるかどうかずっと考えていましたが、バレーボール部の人は私を大歓迎してくれました。強いキズナで部のみんなが繋がっていて、びっくりしました。（アーサー）日本の大学生、高校生のみなさんへ一言。今の私は幸せです。毎日“日本に来て良かった、奈良に来て良かった”と思っています。だから、在学生と高校生のみなさんも、もしやりたいことがあったら、誰に何を言われても自分の信じた道をやってやろうという気持ちを持ってください。それが一番大事です。（アーサー）プロテスタント教会｢ライフソングチャーチ」へ行きましたSUMMER 2020ならやま＿18