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概要

ならやま 2020年夏号

特集グローバルな視野を持つ教員に~海外を経験した奈教生の声~トビタテ!留学JAPANしもはらまい下原舞さん教育学部学校教育教員養成課程教科教育専攻英語教育専修4回生奈良市立一条高等学校出身留学期間:2018年8月12日~2018年9月24日奈良市地域人材コース4期生と心揺さぶられる経験を参加のきっかけ私はトビタテ留学JAPAN奈良市地域人材コース第4期生として、「『世界一幸せな動物』から学ぶ、観光客のSNS投稿が観光客を増やす効果」をテーマに、オーストラリアのパースに行きました。私がトビタテに応募しようと思ったきっかけは、高校生の時に目にした、奈良市地域人材コースの先輩の体験談が書かれているチラシでした。「留学の目的=語学習得」だと思っていた当時の私にとって、様々な目的を持って海外に留学して地域に貢献する先輩たちの姿を見て、「こんな形の留学もあるんだ」と感動しました。留学したいけど経済的に厳しい部分がありましたし、参加すれば自分が大きく成長できそうな気がしたので応募に至りました。世界一幸せな動物クォッカ参加前にどのくらい語学の勉強をしていましたか。現地の団体や観光客へのインタビューでより正確かつ多くの情報を集められるよう、留学前から英語力の向上に努めるように心がけました。参加中困ったことや上手くいかなかったことは。また、それをどうやって乗り越えましたか。実際にインタビューや調査をしてみると、訛りの強い現地の方々の言葉を理解するのが難しかったです。何度も聞き返したり、会話を録音させてもらったりと工夫をしました。参加したことで得たものはありましたか。トビタテの留学を通して、一口に「留学」と言っても100人いれば100通りの留学があるのだと実感できたからこそ、留学で経験した苦い思いも失敗も含めて自分の留学だと、今胸を張って言うことができます。卒業後の進路を考えなければならない時期ですが、何事も恐れず挑戦しようと思えるようになりました。現地でのアンケート調査の様子参加経験を今後どのように生かしていきたいか教えてください。卒業後の進路を考えなければならない時期ですが、何事も恐れず挑戦しようと思えるようになりました。メッセージ留学は近年、少し勇気を出せば誰にでもできるものになりつつあります。だからこそ、留学は期間の長さや経験数ではありません。そこで自分がどんな経験をするかだと思います。トビタテは自分らしい留学、自分だけの留学をさせてもらえる場所です。たくさんの人と出会い、心を揺さぶられ、刺激を受けることができます。皆さんも自分がワクワクすることを追いかけてみてください!日本文化を伝える活動もしましたインターン先『奈良の鹿愛護会』さんと3_SUMMER 2020ならやま