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概要

ならやま 2020年夏号

グローバルな視野を持つ教員に~海外を経験した奈教生の声~特集トビタテ!留学JAPAN小学校で子どもたちの質問に答えている様子やまぐちゆうじ山口裕士さん教育学部学校教育教員養成課程教科教育専攻保健体育専修4回生奈良県立郡山高等学校出身留学期間:2019年12月1日~2020年1月28日ドミニカ共和国で手に入れた失敗にくじけない強さ参加のきっかけ同級生がトビタテで活躍する姿を見て、自分も挑戦してみたいと思ったからです。参加前にどのくらい語学の勉強をしていましたか。ドミニカ共和国の母国語であるスペイン語の勉強は、留学する一カ月前くらいから始めました。独学だったので、文法や単語はほとんど身に付きませんでした。なので、YouTubeを使い、あいさつなどの最低限の会話表現だけを覚えていきました。参加中困ったことや上手くいかなかったことは。また、それをどうやって乗り越えましたか。言葉が通じない不安から、周りの人がみんな敵に見えてしまい、孤独を感じ、ホームシック気味になっていた時期がありました。そんな時に、私は部屋で、大学の同じ専修の仲間から貰ったメッセージカードを読んで、勇気を貰いました。私は孤独感から解放され、積極的にコミュニケーションを取るようになりました。そこから、ドミニカでの生活は大きく良い方向に変化していきました。ホームステイ先の家族との写真参加したことで得たものはありましたか。私は海外という環境だからこそ、たくさんの失敗を経験することができました。それに向き合い、挑戦し続けることで、失敗にくじけない強さを手に入れることができました。参加経験を今後どのように生かしていきたいか教えてください。これからは、教師としてこの経験を子どもたちに伝えていき、失敗を恐れずに挑戦する勇気を与えていきたいです。メッセージトビタテでの留学でないと、学べないことがたくさんありました。海外留学に興味のある方はぜひ挑戦してみてください。ドミニカ共和国の小学校での休み時間ドミニカの少年野球チームの子どもたちとの写真SUMMER 2020ならやま_4