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概要

ならやま 2020年夏号

グローバルな視野を持つ教員に~海外を経験した奈教生の声~特集ユネスコユースフォーラム日本代表世界各国の取り組み紹介「プロジェクト・マーケット」において、奈良教育大学のESDティーチャープログラムの発表をする様子たにがきとおる谷垣徹さん大学院修士課程教科教育専攻英語教育専修(異文化理解を含む)2回生兵庫県立加古川東高等学校出身留学期間:2019年11月17日~19日ESD・ユネスコ活動で得た世界への扉参加のきっかけ私は2014年の入学以来、ユネスコクラブでESD・ユネスコ活動に取り組んできました。この出会いは私の大学生活を大きく変え、これまで日本・世界各地で様々な活動に参加してきました。その実績が評価され、日本のユネスコスクールの代表として、文部科学省・日本ユネスコ国内委員会よりご推薦いただき、本フォーラムに参加しました。参加前にどのくらい語学の勉強をしていましたか。私は英語教育専修に所属しているため、1回生の時から英語で学ぶ授業が多かったので、大学の授業を通して英語力を向上させることができました。とはいえ、高校時代は全く英語を話す経験がなく、大学最初の授業でまわりの友達の英語力との差にがっかりしたのを覚えています。継続は力なりですね。参加中困ったことや上手くいかなかったことは。また、それをどうやって乗り越えましたか。海外参加者は何と言ってもパブリックスピーキングのスキルがすごい!レベルの高い議論が飛び交う中で自分の意見・経験を発言することはとても難しいことでしたが、自分の成長の機会だと考え、世界各国の取り組みを共有する際の発表者に立候補し、奈良教育大学のESDティーチャープログラムの発信をしました。参加したことで得たものはありましたか。ユネスコ活動の最前線で活躍する世界各国のユースと共に時間を過ごし、議論したことで、たくさんの刺激を受け、このような素晴らしい仲間と出会い、繋がれたことを誇りに思います。参加経験を今後どのように生かしていきたいか教えてください。本フォーラムへの参加をきっかけに、また新たな世界規模の活動に声をかけていただきました。日本代表の名に恥じないよう、日本と世界の架け橋として、これからも精一杯ESD・ユネスコ活動に取り組んでいきます。メッセージ奈良教育大学は、ESD・ユネスコの世界ではとても名高い大学です。皆さんもぜひ在学中にESD・ユネスコ活動に取り組んでください。新たな自分と世界への扉が開けます。インドネシアの代表者と災害対策の取り組みについての意見交換をする様子フォーラム開始に先立って、参加者同士でフォーラムに向けたビジョンを描く様子参加者全員の集合写真(パリ・ユネスコ本部の日本庭園にて)ユネスコスクール全国大会(広島・福山市立大学)にて参加報告をする様子SUMMER 2020ならやま_6