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概要

ならやま 2020年夏号

1.学内での国際交流本学の「国際交流」では、海外の協定校への派遣留学など海外での経験によるものだけでなく、学内の人的、物的リソースを有機的に結びつけた「グローバル人材」育成のモデルを実践しています。参加を希望する本学学生は国際交流留学センターホームページ(http://cies.nara-edu.ac.jp/)をご覧ください。附属学校園との協働本学には約60名の留学生が在籍しています。その留学生への教育と教員養成を連動させることで附属学校園での学びを支える実践も行っています。たとえば、留学生科目「日本語コミュ二ケーション」では、附属小学校5年生の「外国語」授業に参加し、各国の文化紹介だけでなく、児童とともに言語と文化の多様性を学ぶ活動を行っています。また「日本語教授法特講」を受講する留学生と日本人学生が自国の絵本を母語と日本語で読み聞かせるイベントを行ったりしています。これらの活動は本学学生の有志も参観することが可能です。理数教育研究センターとの協働本学理数教育研究センターが実施する「サマースクールin曽爾」に教員研修留学生が本学学生とともに参加しています。令和元年度は、教員研修留学生が曽爾中学校の生徒を対象とした理科の授業を行いました。「サマースクールin曽爾」での教員研修留学生による授業学内での国際交流授業以外でも、国際交流留学センターでは、毎年4月には「留学生と友達になろうキャンペーン」と題したイベントや、本学ボランティアサポートオフィスとの協働で留学生と日本人学生がざっくばらんにおしゃべりする「なっきょん’s cafe」を開催しています。いずれも留学生と日本人学生有志が企画・運営しています。また、留学生の生活サポートや言語交換レッスンの相手をマッチングする制度も設けており、留学生・日本人学生合わせて約70名が登録、活動しています。絵本の読み聞かせイベント附属小学校での交流留学生と友達になろうキャンペーンSUMMER 2020ならやま_8