ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

ならやま 2020秋号

教科書を学ぶ、教科書で学ぶ教科書に書いてある内容をそのまま覚えるような「教科書を学ぶ」だけでなく、身近な地域事象と結びつけながら教科書を教材として使用しつつ「教科書で学ぶ」時に、地域学習は適しているといえます。また、「Thinkglobally, act locally」とも言われるように、地域について学び行動することは世界を考えることにもつながります。今年度は新型コロナの影響で体験的な学習は難しくなっていますが、学生のみなさんと地域事象を学んで遠隔でも可能な授業づくりを模索したいと考えています。昨年度実習園での伝統野菜収穫の様子プロフィール学校教育講座いたばし教授板橋たかゆき孝幸東北大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。福島大学准教授を経て、2011年に本学着任。ゼミ生からの研究室紹介板橋研究室では、教育史や地域教育の分野を中心に活動しています。現在は6人の学生が在籍しており、3、4回生が一緒に活動を行うことも多いためアットホームな雰囲気が特徴です。今年に入ってからはオンラインでの活動をメインに行っていますが、地域教育に因んで地方の野菜を育てたり、グループワークを行ったりとアクティブな活動も多くあります。研究についてみんなで発表などをした後に、実習園で収穫した野菜を調理してご飯を食べたりもします。また縦のつながりも強く、研究について卒業生の先輩からアドバイスをもらえることもあります。板橋先生や先輩方からの多くの支えのもと、楽しく、ときには真剣に研究に取り組むことができる素敵な研究室です。卒業生を交えた昨年度ゼミ内卒論発表会での集合写真(後列左から3番目が山本さん)教育学部学校教育教員養成課程教科教育専攻教育学専修4回生山口県立下関高等学校出身やまもと山本さぎり沙霧さんAUTUMN 2020ならやま_12