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概要

ならやま 2020秋号

附属学校園ニュース[附属学校園]https://www.nara-edu.ac.jp/guide/garden.html附属幼稚園4月14日青空の下の入園式今年度の入園式は、新型コロナウイルス感染拡大防止を鑑み園庭で行いました。十分間隔をあけて長椅子を置き、少しでも華やかにと藤棚に「にゅうえんおめでとう」の看板を設置し、演台を飾り付けました。広い園庭の真ん中という開放感や保護者が側にいる安心感からか、リラックスした雰囲気の中、式は進みました。終了後、新入園児は目の前の“わくわくらんど”(総合遊具)ですぐに遊び始めました。準備等厳戒態勢で臨みましたが、親子とも終始にこやかで、青空の下ほっこりとした入園式となりました。附属小学校7月28日第二回たてわりグループ集会子どもの命を守るための休校が続き、今年度の学校づくりは6月からはじまりました。附小の教育は、教科の学習と教科外の学習の両輪で進められていますが、子どもたちが主体的に仲間づくりを進める教科外教育は、仲間とともに学ぶ上で重要な役割を果たしています。6月に1年生をむかえて全校そろった学校。6年生は全校の仲間づくりの先頭です。今年の仲間づくりの第一歩として、1年生から6年生までの仲間が集うたてわり集会に取り組みました。第1回では一人ひとりのことを知り合い、第2回では第1回で得たことを生かして、みんなで「ゴムあそび」をするなどしてグループで気軽に話して協力できるように工夫して楽しみました。附属中学校7月1日オンライン生徒総会コロナ禍の中で学校が再開されました。大人数が一堂に集まる会を控えている中、前期の活動を進めていくために、密を避けながら生徒会各専門部・委員会の話し合いが行われ、生徒総会を開く直前までの準備が整いました。従来のような、全校生徒が体育館に集まる生徒総会ができないので、Zoomを使ったオンライン生徒総会を実施することになりました。生徒代表の司会者、各専門部部長、委員長が会議室に集まり、そこから方針や予算案を発信し、他の生徒が各学級教室でその発表を聞き、意見や質問をするという、新しい形での生徒総会に取り組みました。奈良に息仲間[自然環境教育センター]https://www.nara-edu.ac.jp/ECNE/理科教育講座つじの准教授辻野りょう亮たちづく丸飲みせずに噛んだ方がよいのでは?奈良県でトカゲに似た生き物を見つけたら、ニホントカゲ、ニホンカナヘビ、ニホンヤモリ、アカハライモリの4種のうちのたぶんどれかです。さらに、トカゲとカナヘビは昼行性なので見る機会が多く、ヤモリは夜行性でイモリは水棲なのであまり見られません。トカゲの皮膚はスベスベで少し体が太く、カナヘビはざらざらして体が細く、尻尾が鞭のように長いのが特徴です。トカゲとカナヘビはどちらも褐色ですが、トカゲの子供は黒に明るい色の縦縞があって別種のようにも見えます。彼らは日当たりのよい場所で日向ぼっこをします。まるで縁側のおじいちゃんのようですが、体温を高めて活動的になれば、昆虫やクモ、ミミズなどの無脊椎動物を捕まえるのが得意なとてもすばしっこい生き物です。ただし顎の力は弱いので捕まえた獲物はそのまま丸飲みにします。小さな虫を食べるのであれば問題ありませんが、大きな虫や硬い虫を食べる時には喉を詰まらせそうです。見ているこちらはハラハラしますが、無理なものはあきらめるので余計なお世話だそうです。▲ミミズを捕まえたニホントカゲどうやって飲み込むのだろうか。AUTUMN 2020ならやま_22