ブックタイトルならやま 2021年春号
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ならやま 2021年春号
同窓会会長よりメッセージ『クラブハウス建設基金贈呈式の願い』一般社団法人奈良教育大学同窓会竹柏会代表理事(会長)記念事業実行委員会長中川克巳奈良教育大学同窓会は、大学の創立2年後に結成され、大学とともに歩んできた誇り高い歴史があります。素晴らしい歴史的景観を有する奈良県の各地域から、多くの学習素材を発掘し、子どもたちの学ぶ意欲を高めながら教育進展に力を注いできた先輩諸氏の姿があります。懸案のクラブハウス改築については、その具体化に向けて、大学との話し合いを重ねながら同窓会としての支援の在り方を探り、同窓会創設130周年の節目を記念する事業として取り組むことになりました。老朽化したハウスの改築は喫緊の課題です。早速、建設基金を募る趣意書を作成し、全国各地で活躍する同窓生約14,000人に送付しました(令和2年1月)。鹿と共生する自然豊かな奈良公園を背にして学んだ学生時代を回想しながら同窓会活動の一端を担っている私たちにとって、全国から寄せられる先輩からの温かい篤志は、重い仕事を忘れさせ、本当に嬉しく、自然に会話が弾みます。寄せられた基金1,000万円(令和2年12月20日現在)を大学へ贈呈する式を行い、その目録を加藤学長に手渡しました。同窓会と大学が良好な関係を保ち、取り組みを進めている現実、そして奈良県教育を推進していく拠点となる教育大学の前途に光明を見いだす、またと無い機会となった贈呈式でした。最後に学生代表のお礼の言葉がありました。奈良の地で学ぶ喜び、将来教職に携わる自覚と責任の重さに触れながら力強いメッセージをいただきました。3今後の計画ご寄附をいただいた1,000万円を活用し、新たに建設予定の研究棟の一部に課外活動共用室(仮称)を設ける計画です。今後、大学プールの東側にある部室2棟を令和3年3月までに取り壊しを行う予定です。そして、課外活動共用室(仮称)を含む研究棟については、着工前の埋蔵文化財調査届の提出等を経て、令和4年1月末日に完成予定です。今回の工事はクラブハウス全面改築の1部分であり、今後10年程度かけて改築していく計画です。しかし、クラブハウス全体の改築には未だ資金が不足している状況です。引き続いてのご協力をお願い申し上げます。研究棟完成予想図課外活動共用室(仮称)室内イメージ図SPRING 2021ならやま_16