ブックタイトルならやま 2021年春号

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概要

ならやま 2021年春号

全国優勝したロボットHOT TOPICS日本トップレベルの研究成果を挙げています!附属中学校?科学部が科学部探究チーム自然とじっくり向き合い、探究する力を育てたい科学部探究チームでは、生徒の素朴な日本学生科学賞全国審査で3等に入選しま「問い」をテーマにした科学研究を行っていした。研究テーマは「中学校裏山に見られるます。地道な実験や観察、フィールドワークキノコの調査」です。30年前の調査結果とを大切にしています。生徒には、少し調べて比較し、近年進行するナラ枯れとキノコのみると分からないことがたくさんあることや、種類の変化の関係を考察しました。調査方法答えのないことを考えることの大変さを実感してや調査シート、標本の作成まで、専門家からほしいと考えています。また、その積み重ねが、も学びながら一から考えました。調査期間は探究する力や自信につながればと願っています。1年半を超えましたが、今後も続け、本校の今年度、中学2年生の末吉優佳さんが、卒業研究としてまとめようと意気込んでいます。調査のようす写真での記録図鑑を使っての種の同定胞子の顕微鏡観察科学部ロボットチームコロナ禍での快挙!ダブル日本一を達成!ダブル日本一!!!世界60以上の国から数万人もの児童・生徒が参加する国際ロボットコンテストWRO(World Robot Olympiad)の全国大会が2020年12月にオンラインで開催され、科学部から出場した2チームが、それぞれの部門において最高位の賞を獲得しました。ダブル受賞し、2冠を達成した中学校は、強豪が集う全国大会の中でも奈教大附属中のみでした。中学2年生の樫内蒼太朗くんと福田和杜くんのチームは、課題を解決する自律型ロボットの制御プログラムを、習得が難しいとされるC言語で開発し、優勝しました。テーマに基づいた研究の成果をプレゼンテーションする部門では、中学2年生の篠田奈菜子さんと成瀬有里さんのチームが、部門最高位となる優秀賞を受賞しました。コロナ禍のため世界大会は中止になりましたが、誠実に努力を積み重ねて日本一に輝いた4名の大きな成果は、各方面から高い評価を受けています。プレゼンの様子日本一になった中学生19_SPRING 2021ならやま