ブックタイトルならやま 2021年春号

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概要

ならやま 2021年春号

課外活動紹介ブカツ魂!奈良教育大学には、文化会所属11団体、体育会所属26団体のクラブがあり、多くの学生が仲間とともに活動しています。ここでは、そんな課外活動を紹介します。今回は、「すぎのこ」です。月に一度お出かけしたり、お料理をしたりと、いろいろな活動をしています!是非、私たちと一緒に楽しい時間を過ごしましょう!秋の奈良公園散策(2019年11月)教育学部学校教育教員養成課程教科教育専攻特別支援教育専修3回生奈良県立畝傍高等学校出身「すぎのこ」部長しもがいとしょうへい下垣内渉平さん「すぎのこ(障がい者問題研究会)」総部員数10名1回生:2名、2回生:1名、3回生:1名、4回生:6名、メンバーさん:4名で構成されており、雰囲気はとてもアットホームです。毎週第3日曜日に特別支援教育研究センターの部屋や「おでかけ」と称して学外の施設(公園や観光名所など)で活動しています。「すぎのこ」…ってナニ?皆さん、こんにちは!「障がい者問題研究会すぎのこ」です。おそらく、「すぎのこ」というサークル名を初めて聞く人が多いと思います。「すぎのこ」とは、障害のある方の余暇活動を支援するサークルです。余暇を楽しく過ごしていただける手助けになればと思い活動しています。毎月第3日曜日に特別支援教育研究センターを中心として、学内で活動しています。具体的な活動内容として、季節にあった簡単な制作や調理、レクリエーション、学内の散策などをお昼ごろから3時間程度行っています。また、1年に数回ほど「おでかけ」と称して学外の施設や観光名所などを巡ります。私が思う「すぎのこ」の良さは、障害のある方も含めて様々な方とアットホームな雰囲気で交流することができることです。メンバーさんとたくさん関わる中で、それぞれに得意なことや楽しみ、配慮すべきことなど、いろいろなことに気づくことができます。そういった関わりの中で、相手のことを少しでもわかると嬉しくなります。また、令和元年度の「すぎのこ」では留学生2名も参加してくださり、非常に多様性にあふれていました。そして、そういったメンバーさんや学生、お家の方と活動し、楽しい時間をアットホームな雰囲気で共有できることも「すぎのこ」の良さなのではないかと思います。しかし、令和2年度は新型コロナウイルスの影響で活動を停止しています。このコロナ禍の状況で活動できないことは仕方ないのかもしれませんが、月に1回の「すぎのこ」の活動を大変楽しみにしてくださっている方のことを思うと非常に心苦しいです。そういった葛藤の中で、当たり前の生活の大切さも改めて感じました。これからもメンバーさんと楽しく活動できるように、早くこの状況が収束してくれることを今は切に願っています。たこ焼きパーティー(2019年4月)散歩の様子(2019年6月)学生とメンバーさんでピース!(2019年7月)SPRING 2021ならやま_20