ブックタイトルならやま 2021年春号

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概要

ならやま 2021年春号

Campus Newsキャンパスニュース10月30日加藤久雄学長が国連大学SDG大学連携プラットフォーム(SDG?UP)に参加しました国連大学サステイナビリティ高等研究所(U N U - I A S)が設立したS D G大学連携プラットフォーム(S D G ? U P)第1回ワークショップに加藤久雄学長が参加しました。SDG?UPは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、国連大学とSDGsに積極的に取り組む東京大学、北海道大学、北九州市立大学、上智大学、慶応義塾大学等の国公私立大学が参加するプラットフォームです。本プラットフォームにおいて、社会、経済、環境を総合的に考える視点の下、大学の役割・機能等の議論を進めるとともに、国連大学の世界的なネットワークを駆使した戦略的な情報発信、評価機関への意見の提出などを行っていく予定です。本学は、日本で最初にユネスコスクールへの加盟が認められた大学であり、持続可能な開発のための教育(Education for SustainableDevelopment)を推進しています。唯一の教員養成大学として、本プラットフォームに参画し、人々の社会づくりに関する価値観と行動の変革を促し、その結果として持続可能な社会の実現を目指していきます。11月15日ユネスコスクールオンライン近畿地方大会を開催文部科学省、本学などの主催によるユネスコスクール近畿地方大会が11月15日(日)にオンラインで行われ、プログラム全体を通じて228名の参加がありました。この地方大会は、文部科学省委託事業「ユネスコ未来共創プラットフォーム事業」の一環として行われたものです。地方大会の目的として、ユネスコスクール間の児童・生徒の交流による取り組み意欲の向上と、授業実践の相互参照による質的向上を図るとともに、次世代の担い手である児童・生徒による「近畿ユネスコスクール子ども宣言」と、実践者による「ユネスコスクールの現状と課題の整理」をユネスコスクール全国大会に提供することを掲げ、プレ大会(11月1日、11月8日開催)を経て、本大会が開催されました。当日の午前は、本学の学生主体による運営により、7校が参加する「ユネスコスクール子どもフォーラム」として動画による各校の取り組みなどが紹介され、文部科学省国際統括官付国際戦略企画官石田善顕氏による指導・助言として、「大変充実した実践だ。今後もさらに取り組みを広げてほしい」とのコメントがありました。また、参加校の児童・生徒による「近畿ユネスコスクール子ども宣言」が策定されました。午後は、まず実践交流会や参加者意見交流会による現状と課題の整理が行われ、次に「ホールスクールアプローチ」と題して、福岡県大牟田市教育長安田昌則氏による大牟田市全体でのESDの先進的な取り組みが紹介されました。最後に外部評価委員の東京大学大学院特任研究員である及川幸彦氏から全体を通じて、「充実した大会だった。奈良教育大学の学生によるこどもフォーラムなどの進行と参加者の積極的な取り組みによりユネスコスクール児童生徒の活発な交流が図られた。」とのコメントがあり、地方大会は盛会裏に終わりました。当日の様子12月2日「教採合格の先輩から学ぼう会」を開催教員採用試験対策の一環として、「教採合格の先輩から学ぼう会」を実施しました。この会は、今年度教採試験に合格した学部4回生が、受験した各自治体等に分かれ、主に来年度教採受験予定の学部生に、採用試験までの勉強の進め方、試験内容、当日の試験の様子などについてアドバイスを送るもので、就職支援室が企画し、毎年実施しています。今年度は、2部制で行い、1部では奈良県、大阪府、大阪市、兵庫県、幼稚園・保育園の5会場、2部では奈良県、大阪府・豊能地区、京都府・京都市の3会場に分かれ、各会場において2名の学生がプレゼンを行い、その後、学校種・教科に分かれ個別相談を実施し、94名の学生が参加しました。参加した学生からは「試験の流れや勉強の仕方など不安に思っていたことを知ることができてよかった。」「面接・試験の仕組み、試験当日の様子などを知ることができてとても参考になった。」などの感想が述べられ、とても有意義な会となりました。プレゼンの様子個別相談の様子21_SPRING 2021ならやま