ブックタイトルならやま 2021年春号

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概要

ならやま 2021年春号

特集特別支援教育研究センターの取り組み平成28年度から「学校教育体系全体を視野に入れたインクルーシブ教育システムの構築と合理的配慮・ユニバーサルデザイン教育の開発」に取り組んでおり、地域連携に基づく教育相談・発達相談の充実を目指しています。コロナ禍で多くのプロジェクトが中止になったり、非対面で行うことを余儀なくされていますが、ここ1~2年のそれぞれのプロジェクトをご紹介しましょう。PROGRAM 01公開講座・教育セミナー今年度は、秋田大学の教育文化学部教授である山名裕子先生をお迎えし「子どもはどのように数を理解していくのか?―遊び・生活の中にある“かず”と算数―」と題し、数の理解について子どもの目線で考えることで、算数学習における子どものつまずきについて理解するヒントを学びました。また令和2年2月には、「心理検査の効果的な活用―学級担任のアイデアから学ぶ―」と題し、子どもたちが受けた心理検査の結果を教育現場で効果的に活用していく方法を学ぶ教育セミナーを開催しました。特に通常学級に在籍しながら特別な支援を必要とする子どもたちにとって学びやすい教室環境、楽しんで取り組むための課題設定などすぐにでも使える具体的な支援のアイデアを学びました。このように、例年数回の講座を企画し、他にも少年院の元院長や、障害があるお子さんの保護者の方、当事者の方をお迎えするなど、特別支援教育やその関連分野を幅広く学ぶ機会を提供しています。3_SPRING 2021ならやま