ブックタイトルならやま 2021年春号

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概要

ならやま 2021年春号

特別支援教育研究センターの取り組み特集PROGRAM 02保護者・子ども向けプログラム寺子屋学習困難のある児童を対象とした学習支援です。一人ひとりの子どもの特性に応じた教材を使用しながら支援を行っています。少人数(登録制)の学習支援を月2回実施しています。スタッフは教員を目指す学生が中心でプログラムの内容を考えたり子どもの学習を支えたりと、学生が学べる場にもなっています。夏休み!!宿題おたすけプロジェクト夏休みに集中して、発達障害のある子どもたちを対象とした学習支援プログラムを実施しています。学ぶ力はあるのに、衝動性や注意集中困難、読字書字困難、こだわりや感覚過敏などの認知や感覚のアンバランスによって通常の指導ではうまく学習が進まない子どもたちがいます。教育大学ならではの環境を活かし、教員を目指す学生、教職大学院で学ぶ現職教員が「おたすけ隊」になり、センターの発達障害を専門とするスタッフとともに、3日間、たくさんの夏休みの宿題に取り組みます。年々「おたすけ隊」の専門性を活かした学習コーナー(英語先取りレッスンや地図マスターなど)や工作コーナー(ロボット工作や折り染め体験など)が増えており、子どもたちも楽しみながら課題に取り組むことができました。学習支援プログラムの一方で、保護者はペアレント・トレーニングを受講します。「子どもの学習支援」、「ペアレント・トレーニング」、「学生や現職教員が発達障害のある子どもたちへの支援方法を学ぶ研修」を兼ねたプログラムとなっています。SPRING 2021ならやま_4