ブックタイトルならやま2021年夏号

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概要

ならやま2021年夏号

令和2年度学生表彰式を開催受賞者に祝辞を述べる加藤学長3月4日(木)、学生会館山田ホールにおいて、令和2年度学生表彰式を開催しました。本学では、学術、課外活動及び社会活動等において優秀な成績を修めた学生や団体に対して学生表彰を行っています。令和2年度は8名の学生が学長表彰を、そして2名の学生と3団体が特別賞を授与されました。保護者や指導教員らが見守る中、加藤学長から一人ひとりに表彰状が手渡されました。加藤学長からは、「先日、火星に着陸した探査車マーズ・ローバーについて、これまで4台が火星への着陸に成功していますが、それぞれ名前があります。最初に成功したのは「Spirit」(心)。次は「Opportunity」(〇〇する機会)。3つ目は「Curiosity」(好奇心)。そして今回の4つ目は「Perseverance」(忍耐力)。また今回はドローンを搭載しており、その名前は「Ingenuity」」(創意工夫)といいます。皆さんが今日表彰されたということは、皆さん自身の研鑽する、自らを磨くという「心」があって、「好奇心」や「忍耐力」を持って「創意工夫」をして、結果ここにいる。そのドラマが、「マーズ・ローバーの歴史と同じだな」と感じました。皆さんには自分の心を大事にしてほしい。そしてその心の大切さを社会に出て伝えてほしいと思います」と祝辞が述べられました。その後、受賞者全員を代表して、第12回東京国際声楽コンクールミュージカル部門におくわそうすけける第3位受賞により、学長表彰を授与された学部3回生(令和2年度)の鍬颯介さんから「本年度は新型コロナウイルスの感染拡大により、様々な活動が制限されました。その中で私たちは改めて、支えられて生きているのだと痛感しました。私たちに関わるすべての人がそこにいてくれたおかげで、私たちは今ここに立っているのだと思います。また、そうして支えてくれている方々に対し、それぞれの活動や成績をもって、わずかでも恩返しができていれば幸いに存じます。私たちは現状の成績や順位に甘んじることなく、これからも一層精進してまいります。これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします」と謝辞が述べられました。最後には、指導教員や顧問教員も交えて全員で記念撮影を行い、改めて受賞の喜びを分かちあうと共に、今後の更なる飛躍を誓いつつ、表彰式を終えました。加藤学長らと記念撮影する受賞者13_SUMMER 2021ならやま