ブックタイトルならやま2021年夏号

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概要

ならやま2021年夏号

本学のESDの取り組み特集文部科学省情報ひろばでESDを発信!東京都千代田区の文部科学省の庁舎内にある文部科学省情報ひろばに、大学や研究機関等の成果や特色ある取り組みを展示する特別展示スペースがあり、令和4年2月中旬~3月に「奈良教育大学のSDGsとESD-ユネスコスクールの全国拠点としての役割-」を展示できることになりました。奈良教育大学が、持続可能な社会づくりに能動的に参加する市民の育成(図1)が重要であると考え、ESDの推進に取り組んでいることについて展示予定です。ここではその一部を紹介します。新しい技術や社会システムの開発ESDの役割個人のライフスタイルの変革持続可能な社会づくりに参加する市民持続可能な社会の実現図1:持続可能な社会の実現へのESDの役割国際協力展示内容1ESD実践力を養うESDティーチャープログラム(学生対象・現職教員対象)奈良教育大学では、2015年度日本/ユネスコパートナーシップ事業を受託し、全国のリソースパーソンやESD実践家、教育委員会等の協力の下、研究に取り組み、ESDを実践する教員に求められる資質・能力を明らかにするとともに、ESDティーチャープログラム(学生対象、現職教員対象)を開発し、実施しました。このプログラムに参加し、ESD実践者としての資質・能力(図2)の修得が認められると、学長より認定証が授与されます。現在、ESDティーチャープログラムを全国で展開しており、これまでに、31名の学生と117名の現職教員に認定証を授与しています。構学地築習域すをにる立力脚して創コ出ミ力ュニケーションESD研究力教材開発尊多重様す性るを感度気づき・つながり・プロセスへの配慮2020年度ESDティーチャー・マスター認定証授与式(本学)教師としての基盤的力量【学級経営・生徒指導・授業力・教科教育・子ども理解】展示内容2ESDの全国拠点としての役割図2:ESDを実践する教員に求められる資質・能力奈良教育大学はESD・SDGsの推進を目的に教育委員会・ユネスコスクール・企業・NPO・ユネスコ協会等の協力の下、近畿ESDコンソーシアムを組織し活動しています。【主な活動内容】1ユネスコスクール支援大学間ネットワークでの活動2教員のESD実践意欲を高める実践交流会の開催3ESD学習指導案や実践事例のアーカイブ化4歴史文化遺産を通したESDの研究を基盤に企業と連携した「奈良SDGs学び旅」プログラム開発これらの活動の詳細やESD学習指導案のアーカイブは、近畿ESDコンソーシアムのWebサイトに公開されています。https://kinkiesd.xsrv.jp/この他、本学の3つの柱や、ユネスコクラブの活動などについて展示予定です。お立ち寄りの際はぜひご覧ください。SUMMER 2021ならやま_6