ブックタイトルならやま2021年秋号

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概要

ならやま2021年秋号

特集1学長対談加藤今岡加藤自分のやりたいことを追究していく学びができる仕組みを日本でも作っていきたいですし、本学から教員になっていく学生にも体験してほしいと思います。また、国立大学の財政が厳しくなっていく中でそれを乗り切る方法を検討し、生み出された財源によって機能強化を進めていく。法人統合はそれらの仕組みを作るための“てこ”になると思っています。工学人材のことですが、奈良女子大学の工学部は令和4年4月の設置認可が認められましたね。リベラルアーツ型の新しい工学部の社会的なインパクトは大変大きいものだと思っています。多方面からご協力いただいたおかげですが、芸術分野の先生をはじめ、教育大からのお力もお借りしています。GIGAスクール構想に寄与できる情報に強い教員の育成にも還元できるものだと思っています。法人統合をすることによって得られるシナジーを最大限に活用して、学生にとって、社会にとって、良い効果を生み出していきたいですね。学生に期待すること今岡広い視野を持ってほしいですね。海外に行くなどして、違う文化を持つ人と関わっていってほしいです。今の学生が社会で働く頃には、会社に外国の方がいるのは当たり前になり、違う信条を持つ人と一緒に仕事をする力が必要になります。働き方も変わっていきます。その中で、自分の視野を広く持って、自ら学び続ける気持ちを持ってほしいと思います。他人は道を教えてはくれませんから。自分で切り拓いて、何かあれば自分で修正していく。その力を持ってほしいです。5_AUTUMN 2021ならやま