ブックタイトルならやま2022年春号

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概要

ならやま2022年春号

クローズアップ+学院生も一緒に体育科の教材について検討しています。右記の写真の日には、本学附属小学校の体育科の先生方が開発された「かべパスバスケットボール」や「フロアキックボール」を実践しました。また、研究室メンバーと大学院生だけでなく、保健体育専修の1回生?大学院生まで多くの学生が自主的に参加してくれており、研究室や学年の垣根を超えた学びの場になっています。運動の本質的な面白さが垣間見えたと同時に、体育科という教科の価値を改めて問い直す時間にもなっています。かべパスバスケットボールの実践あつまりっこベースボールの実践プロフィール保健体育講座みやお宮尾なつき夏姫准教授筑波大学大学院修士課程教育研究科教科教育専攻修了修士(教育学)2020年本学着任。2021年より現職。ゼミ生からの研究室紹介宮尾研究室には、現在、4名の学生(3回生)が在籍しています。今年度の前期は、論文の読み方、質疑応答する力など基礎的なことを学びました。また、夏休みには、身近なものを使って教具を手作りしたり、他大学の先生方からプログラミング学習や授業研究についてご講義いただく機会も持つなど多様な活動に取り組んでいます。後期は、研究についての議論に加えて、教材を実践して学ぶゼミ活動もしています。体育科教育学研究は、教師、児童生徒、あるいは、体育授業づくり全体など多角的な視点から学校現場の体育授業を考察します。自分の過去の経験から疑問点が浮かんだり、教育実習に行ってみて新たに感じたことだったり、身近なことから学びを深めることができます。今年度からスタートした宮尾研究室は、教材に触れながら、他者との対話を行うことで、自分の考えを深めることができる、魅力ある研究室です。教育学部学校教育教員養成課程教科教育専攻保健体育専修3回生奈良育英高等学校出身ふじの藤野ゆう雄や哉さん※学生の所属表記は令和3年度時点です9_SPRING 2022ならやま