ブックタイトルならやま2022年春号

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概要

ならやま2022年春号

音楽ふれあいコンサート~音楽で元気になろう!~学生企画活動支援事業学生企画活動支援事業とは本事業は、地域の保育園、幼稚園、小学校、福祉施設への依頼演奏を通じて音楽に興味関心を持ってもらうだけでなく、観客の方々に手拍子や指揮者体験などを行っていただくことで音楽を会場全体で創造し、音楽の楽しさを感じてもらい、吹奏楽や楽器の良さを知ってもらうことを目的として奈良教育大学ウインドアンサンブルの部員が取り組んでいます。コロナ禍ではありましたが、8件のご依頼をいただき、感染症対策を吟味した上で実施することができました。演奏曲目は、施設ごとに親しんでもらえるプログラムとなっています。また、演奏を聴いてもらうだけでなく、楽器紹介や楽器にまつわるクイズなども行っています。本事業は、学生自らが企画する事業のうち、優れたものに対して、大学が経済的支援などを行い、学生自身に実体験をさせることで、学生の企画力・実践力・社会性を高め、優れた教員などの養成に資することを目的としたもので、平成16年度から実施しています。令和3年度は7件の応募があり、提出された企画書およびプレゼンテーション、質疑応答により審査を行い7件を採択しました。なかじま中島みれい美怜さん教育学部教科教育専攻国語教育専修2回生※学生の所属表記は令和3年度時点ですつくってハッピー☆造形ひろば手話を学ぶ会「つくってハッピー☆造形ひろば」は学生支援企画事業として、本年度の採択で17回目と長きにわたって皆様に親しんでいただいている事業です。学生支援企画事業が始まる前から行っており、通算では21回目となります。本学大学祭1日目の2021年11月20日(土)に多彩な材料を使い、子どもたちと楽しく活動しました。今回は新型コロナウイルスの影響もあり、事前予約制など例年とは違う形となりましたが無事開催することができました。本年度は、「たのしくつくろうねんど」コース、「かんたんふしぎな絵を作ろう」コース、「絵が変わる箱を作ろう」コースの3つを行いました。来てくださった子どもたちや保護者の方も楽しんでいる様子が多く見られました。来年度も開催に向けて、教材開発や題材選びなどに取り組んでいきます。「手話を学ぶ会」は講師としてお招きした、ろうの方から手話を学ぶ活動です。手話を学ぶことで、将来教員になったときに、身振りやサインなどを活用した児童・生徒に理解しやすい表現方法を工夫することができます。また、聴覚障害者の困難や必要な支援を理解する人が増えることは、聴覚障害者が暮らしやすい社会づくりにつながります。活動内容は、実際に日常会話のための手話を学ぶほか、耳の聞こえない人が日常生活でどんな困難があるのかを知ったり、コミュニケーションを使ったゲームや、ろうの方との会話をして手話を読み取る練習などをする有意義で楽しい活動です。さいとうはるか齋藤悠さん教育学部教科教育専攻美術教育専修4回生かつたにわかなさん教育学部教科教育専攻美術教育専修4回生勝谷和奏きたもと北本ま真こ子さん教育学部教育発達専攻特別支援教育専修3回生17_SPRING 2022ならやま