ブックタイトルならやま2023年春号

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概要

ならやま2023年春号

ひと・あれ・これ仲間との繋がりを通して私は現在、奈良市の保育園で5歳児の担任として、元気いっぱいの子どもたちと毎日過ごしています。いろいろな子どもと過ごす中でまだまだ悩むことも多くありますが、一人ひとりの個性を大切にしたいと思い、援助や声かけの仕方を考えながら保育することを心がけています。大学在学中は大好きな幼年教育専修の仲間といつも一緒でした。授業や実習を乗り越え、夢を叶えることができたのは、間違いなくみんながいたからです。友達の中には保育の道に進んだ子も一般職に就いた子もいます。結婚している子も一人暮らしを楽しんでいる子も、旅行が好きな子もインドアな子も、いろんな考えの仲間がいます。そんな仲間と、幼稚園実習で一つの課奈良市立三笠保育園(5歳児担任)なかうえあ中植愛加梨(教育学部学校教育教員養成課程教育発達専攻幼年教育専修2019年3月卒業)実習中につくった生き物新聞かりさん1回生の春!若い!題に取り組む場面がありました。やはりいろんな意見が出ましたが、それぞれが仲間を尊重し合い、みんなの意見―活躍する卒業生を紹介―を取り入れながら協力して取り組むことができ、とても達成感を感じたのを覚えています。今でも時々仲間と連絡を取り合い、プライベートの話はもちろん、仕事での悩みや相談などを語り合うのですが、みんなそれぞれの立場で共感や意見をくれ、その言葉に助けてもらうこともたくさんあります。実習や幼稚園でのボランティア活動などを経験し、なんとなく"先生の仕事"を想像しながら迎えた一年目。想像の何倍もの仕事量や責任の重さ、うまくいかないことも多く、どんどん視野が狭くなってしまいました。でもそんな時、「あの子ならどう考えるかな?」「こんな方法もありだな」と大学時代の仲間からいろいろな考えや視点のヒントをもらったことで視野を広く持ち、また自分なりに子どもたちと向き合うことができました。お世話になった方先生方、仲間たちとAftergraduation卒業式!いろいろな個性の仲間と過ごす中でいろいろな考え方に触れ、自身の視野も広げることができていたことに気付きました。現在、卒園を目前にした5歳児の子どもたちも、相手クラスの子どもたちとこま回しの練習中ですの意見を受け入れられずにトラブルになることがあります。私が仲間を大切に思うように、子どもたちにも、安心できる居場所やお互いを支え合えるような仲間関係を築いてほしいと思っています。そして皆さんにも、仲間や周りの人との繋がりを大切に、夢に向かって頑張ってほしいな毎日帰りの会で絵本を読みますと思います。SPRING 2023ならやま_14