ブックタイトルならやま2023年春号

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概要

ならやま2023年春号

留学生レポート本学では、交換留学生や日本語日本文化研修留学生として半年、または1年間留学している留学生、学部や大学院で正規学生、研究生としてそれぞれの専門分野について学ぶ留学生、日本の教育について研究している海外諸国の現職教員など、様々な立場で学びながら、本学や地域の国際交流にも貢献しています。Interviewee教育学部学校教育教員養成課程教育発達専攻幼年教育専修2回生奈良市立一条高等学校出身さどしまね々ね佐土島音さんリヨン第三大学(フランス)(留学期間2022.8~2023.5)試験終わりにみんなでビリヤード友達と光の祭典へ留学のきっかけを教えてください。主体性を促すフランスの保育に興味を持っており、フランス語の授業で「発音がトップレベルだ!」という言葉を真に受け留学を決意しました。留学する前にどのくらい語学の勉強をしていましたか。大学の授業に加えて、1回生の夏休みから週1回の個別授業を受けました。DELFの受験対策は大変でしたが、先生の溢れ出るフランス愛でさらにやる気が引き出されました。留学先ではどのような一日を過ごしていましたか。大学から地下鉄で20分の場所にホームステイしていました。通常の授業以外に、学生との交流を増やすために、すべてのスポーツの授業にも参加しました。留学体験をどのように活かしていきたいと思いますか。フランスでの保育現場を見て感じたことや保育者の方に聞いたお話を、今後の大学での幼年教育の研究に活かしていきたいと思います。これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします。私は留学で大切なことは、明確な目的を持つことだと思います。それが、自分の言動に表れ、周りの人々の協力を得て、目的の実現につながります。留学先で一番驚いたことはなんですか。リヨンは光の町と言われていて、「光の祭典」の美しさには感動しました。留学先で嬉しかったこと、大変だったことは何ですか?リヨン第三大学には教育学部がないため、学外のコミュ二ティに参加し、ベビーシッターをしたり、日本語の補習校で子どもたちとの接点をつくったりしました。とても大変でしたが、最終的にクラスの担任を任せていただき、保育園の見学も実現させることができました。学校の帰りに友達とデパートへホストファミリーのカリーヌ(左)とセバスチャン(右)17_SPRING 2023ならやま友達の家で誕生日会