ブックタイトルならやま2023年春号

概要

ならやま2023年春号

［国際交流・留学］https://www.nara-edu.ac.jp/international/奈良教育大学は、７か国１２大学との間で国際交流協定を締結しています。11 61221710893451ロックヘイブン大学2セントラルミシガン大学3嶺南大学校4公州大学校5光州教育大学校6西安外国語大学7華東師範大学8香港教育大学9インドネシア教育大学10ハイデルベルク大学11ブカレスト大学12リヨン第三大学リヨン第三大学（フランス）本学の国際交流協定校の一つであるリヨン第三大学（2004年3月交流協定締結）は、フランス第2の都市リヨンにあります。リヨンは歴史ある古い町で、歴史的建造物が多く残っています。また美術館や博物館、劇場が多くあり、有名なオペラを手軽な料金で観ることができる所もあるなど、芸術好きな人にはぴったりな町です。「教員研修留学生プログラム」「教員研修留学生プログラム」は、諸外国の初等・中等教育機関の現職教員を1年半招へいし、日本の大学で学校教育に関する研究をしたり日本語・日本文化への理解を深めたりすることを目的として実施されている文部科学省奨学金プログラムです。本学ではこれまで世界各国で活躍する120名以上の教員を受け入れ、研修を行ってきました。Interviewee教員研修留学生（マレーシア）TタンAN, SスーIEW CチンHINGさん日本/日本学生支援機構大阪日本語教育センター（留学期間：2021.10～2022.3）日本/奈良教育大学（留学期間：2022.4～2023.3）ビーチボールバレーサークルの仲間自己紹介奈良教育大学では教員研修留学生として、主にスポーツについて学んでいます。また日本語や日本文化についての授業も受講しています。マレーシアでの仕事Secondary Schoolで16歳と17歳に英語を教えていました。マレーシアでは中学校・高校が1つの学校で“SecondarySchool”と呼ばれています。Primary school（小学校）が6年間、Secondary Schoolが5年間、その後大学準備コースが1年間または2年間あります。スポーツについて学ぼうと思ったきっかけ学校と学生のために、より資格のある教員になりたいと思ったからです。マレーシアでは6年間英語の教員として働きましたが、実はその内の1年半は保健体育も教えていました。自分の専門ではありませんでしたが、教員が不足したため、担当しました。授業はとても大変でした。教科書を読んで必死に教えました。この体験からスポーツについて学びたいと考えるようになりました。また、シンプルに別のフィールドに興味があったというのも理由の一つです。Nara Buck Wildというフリスビーサークルの友達友達とサンメッセ日南の旅きた友人とは白浜や遊園地にも一緒に行きました。最近は鴻池運動公園で弓道のレッスンも受けています。「大変じゃない？」と尋ねられたことがありますが、楽しいから大丈夫です。一つの場所に留まっているよりも、外に出たいタイプなので、様々なコミュニティに所属しました。外に出なかったらできなかったこと、出会えなかった人がたくさんいます。もう一つラッキーだったことは、国際学生寮での出会いです。たくさんの寮生と友達になり、一緒に日本中いろいろな所を探検しました。まるで家族のように仲良くなれてとても嬉しいです。富士山に登った。頂上で見た日の出日本人との交流の印象来日前は「日本人は本音で話さないので、親しくなるのは難しい」と聞いていました。でもそんなことはありませんでした！友達はできましたし、今後もこの関係を大切にしていきたいと思っています。まず、自分が本音を話すことです。そうすると相手も本音で話してくれて友達になることができました。日本で楽しかったこと様々なグループの人たちと交流できたことが一番の思い出です。まず大学ではワンダーフォーゲル部など３つの部活・サークルに入部しました。それからマレーシアでやっていたフリスビーを日本でもやりたいと思い、奈良でALTをしている人たちが作ったフリスビーサークルに入会しました。また、マレーシアの学校で顧問を務めていたバレーボールにも挑戦するため、社会人のサークルを探して入会しました。そこでで日本の大学生、高校生のみなさんに一言私が研究室で困っていたとき、頼めば皆が助けてくれました。この大学にはすばらしい先輩たちがいます。みなさん安心してください。それから、海外留学を考えている人がいたら、ぜひトライしてみてください。私にとって日本での時間は、そのすべてが大切で特別でした。海外での体験は「唯一無二」です。私はマレーシアでは得られなかった経験を日本でたくさんすることができました。SPRING 2023ならやま＿18