ブックタイトルならやま2023年春号

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概要

ならやま2023年春号

さらに、最終日には、スピンオフ企画として「学問サロン~テーブルを囲んでガクモン対話~」を開催し、学問祭に登壇した講師の推薦図書を企画展示した会場で、研究者と学生とが学問の楽しさ・魅力を語り合いました。「学問サロン~テーブルを囲んでガクモン対話~」の様子令和5年度は、8月24日~30日に開催します。両大学の教員に加え、奈良国立大学機構・アドバイザリーボードメンバーの川人光男氏(ATR・脳情報通信総合研究所長)、ジュリア・カセム氏(ロンドン芸術大学客員教授)、「奈良カレッジズ」の奈良国立博物館・学芸部長、奈良文化財研究所・考古第二研究室長らを講師に迎え、脳科学、インクルーシブデザイン、考古学、ESD、物理学、心理学、遺伝子学、言語学、食物学等多彩なテーマでの開講を予定しています。新入生・在学生のみなさん、履修登録して、ぜひ聴講してください。新しい学問との出会いが待っています。令和5年度開講予定の講義イメージ※「奈良カレッジズ」とは、法人統合によるスケールメリット及びシナジー効果を活かして、奈良県及び関西文化学術研究都市等の近隣地域に位置する研究機関、教育機関、企業、自治体等との連携・協働体制を構築し、それぞれの強みや人的・物的資源の交流による教育研究インフラの強化を図る試み。『奈良と教育-ここはどこ?私はだれ?』本学と奈良女子大学の連携教育の先駆けとして、令和元年度から、両大学学生がともに学ぶ教養科目『奈良と教育-ここはどこ?私はだれ?』を開講しています。奈良にある本学と奈良女子大学。では、なぜあなたはこの大学で学んでいるのですか。古都の歴史や文化財。神話以来の古い土地。奈良は「教育」という視点から見たとき、ユニークな特質をもった地域です。教育の視点から奈良を理解し、奈良から日本の教育の歴史と現状、課題を浮き彫りにし、他ならぬ奈良における学びの意味を問い直すことを目指す授業です。両大学の講義室をzoomで結んだ遠隔授業、両大学の学生によるグループワーク、奈良国立博物館や奈良文化財研究所におけるバックヤード見学等のフィールドワーク、明日香村村長を招いた講義など、両大学の学生間での対話的な学びやアクティブ・ラーニング、奈良についての深い学びが実現しています。平城宮跡におけるフィールドワークグループワークの様子奈良女子大学附属中等教育学校における『学校フィールド演習Ⅰ』学校における授業支援・学習支援等の活動を通じたフィールド活動を行う、本学の授業『学校フィールド演習Ⅰ』において、SSHの認定校である奈良女子大学附属中等教育学校の特色を活かした体験を提供しています。先進的な理数教育や国際性を育むための探究活動を重視した、奈良女子大学附属中等教育学校カリキュラムの中で、総合的な探究の時間やサイエンス研究会の指導補助などを体験することで、子どもや教職についての理解を深めるなど、実践的指導力の基礎を培うことができます。サイエンス研究会の活動補助の様子SPRING 2023ならやま_8