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NEWS大学の最新ニュースを紹介改組後の初年次教育~平成24年4月新たな教員養成課程のスタート~資質能力の高い教員の養成こん学長補佐(教育課程担当)今准教授社会科教育講座。専門は日本古代・中世史。まさひで正....

NEWS大学の最新ニュースを紹介改組後の初年次教育~平成24年4月新たな教員養成課程のスタート~資質能力の高い教員の養成こん学長補佐(教育課程担当)今准教授社会科教育講座。専門は日本古代・中世史。まさひで正秀平成24年4月から奈良教育大学は、これまでの、学校教育教員養成課程と総合教育課程を再編統合して、3つの専攻を持つ学校教育教員養成課程に移行、教員養成を中心とした大学として生まれ変わります。将来、教員になる夢を持って本学の門をくぐってこられた学生の皆さんを、より幅広い知識と力量を備えた個性豊かな教員に育てるため、新たなカリキュラム作りに取り組んできました。今回は、平成24年度から新たにスタートする新入生を対象とした初年次教育について取り上げ、教育課程担当の学長補佐として、教育課程の開発に取り組んでいる、今正秀准教授に新カリキュラムについてご紹介いただきました。◆今回の学部改組では本学は、これまでも社会の要請に応え、求められる教員・教育者の育成を果たすため、学部改組を行ってきました。今回の改組では学部定員のすべてを教員養成課程とし、教育発達、教科教育、伝統文化教育の3つの専攻を設けます。それぞれで独自の学びを深めながら、教員の中核をなす教科指導力、児童・生徒の成長を促すために欠かせない教育臨床的力、そして直面する様々な課題への対応力を高める教員養成をめざします。それを可能にするために、教員養成カリキュラムの全体についても大幅な見直しを行いました。◆4年間の学びの基礎を培う「初年次教育」本学へ入学する学生は、教員への強い志望を持っています。その意味では、卒業後の進路、つまり自身の将来設計が明確であり、従って何を学ぶべきかもはっきりしており、学ぶ意欲も高いと言えます。そうした特徴を活かしながら、入学後の学びを円滑に進めるためには、高校までに身につけた力を大学での学びにふさわしい、あるいは必要とされるものに高めていくことが求められます。そのために重要なのが「初年次教育」です。本学の「初年次教育」は、広く大学での学び一般への対応と、教員をめざす第一歩を刻むという二つの側面を有しています。9_SPRING 2012ならやま