ならやま春号

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附属学校園関連12月9日附属幼稚園で焼き芋大会学生が附属幼稚園で焼き芋を作り、園児やその保護者に振る舞いました。たき火に興味津々の園児たち「幼児と環境Ⅱ」(岩本廣美教授)の授業の一環として実施されたもの....

附属学校園関連12月9日附属幼稚園で焼き芋大会学生が附属幼稚園で焼き芋を作り、園児やその保護者に振る舞いました。たき火に興味津々の園児たち「幼児と環境Ⅱ」(岩本廣美教授)の授業の一環として実施されたもので、附属実習園で栽培されたサツマイモの収穫から落ち葉集めまで、主に受講生23名が5グループに分かれ、準備を進めました。前週までの授業で、焼き芋に関する絵本を学生が園児たちに読み聞かせ、また一人ひとりに手作りの招待状を渡しており、園児たちはこの日を心待ちにしていた様子。学生から焼き芋を受け取ると、早速うれしそうに口いっぱいにほおばっていました。11月24日~25日漁業学習で和歌山県勝浦を訪問附属小学校5年生が、漁業の学習でまぐろの町・和歌山県勝浦を訪れました。沿岸漁業、遠洋漁業漁港で競りを見学する児童たちそして、ケンケン漁やはえ縄漁など、漁業について現地の漁師さんから直接話を聞いたり、早朝には漁港でたくさんのマグロが競りにかかる様子も見たり、海の生きものを見る磯採集も行いました。台風12号の爪あとが残る状況でしたが、その被害についても現地の方から話を聞くことができました。自然を大切にするということを学ぶことができ、また海のない県に住む子どもたちにとって、驚きと感動の旅となりました。11月19日~20日附属中学校科学部がWRO2011世界大会で世界第6位に入賞ブース前で記念撮影する生徒たちアラブ首長国連邦・アブダビで行われた自律型ロボットコンテスト「WRO2011世界大会」に附属中学校科学部が出場し、オープンカテゴリーとしては日本最高位である世界第6位を受賞しました。部員達が製作した、ロボットと人が相互にコミュニケーションを取り合うことができるロボットを制作し、多くの方々から称賛していただきました。また、部員にとって家族のような存在であるロボット「さくら」とともに、日本の家をイメージしたブースは、多くの来場者の興味をひいていました。奈良に息づく仲間たち▲カナヘビ自然環境教育センター長とりい教授鳥居はるみ春己▲トカゲは爬虫類三種本学構内には足のある爬虫類のヤモリ、トカゲ、カナヘビの三種が棲息している。ヘビやトカゲは人には嫌われる存在だが、子どもには人気がある。特に、トカゲはレアものとしての人気もある。ヤモリの語源は「家守」で、人家に入り込み、本学の廊下でも姿を見ることができる。ヤモリの足裏には微細な毛が密に生え、その先端がマジックテープのようになっていて、物の凹凸に分子レベルで吸い付き、自由に動き回ることができるという。ヤモリ▲トカゲは成長すると茶褐色だが、幼体は黒い筋と綺麗なうろこ青い尾が特徴である。トカゲの鱗は密で、ざらざらした鱗のカナヘビとは区別できる。トカゲの雄は繁殖期には喉や腹が赤みを帯びる。カナヘビは日本固有種で、尾が長いのが特徴で、人目に付きやすい。鱗のいかつさはワニを連想させる。トカゲとカナヘビは尾を切って捕食者から逃げ、その後、尾は再生してくる。SPRING 2012ならやま_22