ならやま春号

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「なっきょん食育塾」の活動「なっきょん食育塾」1年目(平成23年度)の塾生は、家庭科教育講座29名の学生です。「なっきょん食育塾」では、さまざまな専門の教員が指導にあたりました(中谷昭教授(塾長・スポーツ....

「なっきょん食育塾」の活動「なっきょん食育塾」1年目(平成23年度)の塾生は、家庭科教育講座29名の学生です。「なっきょん食育塾」では、さまざまな専門の教員が指導にあたりました(中谷昭教授(塾長・スポーツ栄養)、河上哲教授(生協理事)、川上文雄教授(市民教育)、鳥居春己教授(環境教育)、箕作和彦准教授(栽培)と、家庭科教育講座の全教員(鈴木洋子教授(家庭科教育)、大家千恵子教授(食物学)、杉山薫准教授(栄養学)、中川愛准教授(保育学)、筆者(家庭経営学))の10名です)。1年目の活動は、‘学年をまたぐグループで活動を行う’‘大学内外のさまざまな人とのやり取りが必要な活動を行う’‘ワクワクする活動を行う’、の3点を条件にして活動内容を決めました。活動内容は右の1~6です。活動概要と活動時期を表1に示します。「なっきょん食育塾」の活動は、授業外の活動ですので、早朝や深夜、授業の空き時間や昼休みを活用して進めていきました。活動の報告・連絡・相談はメールやランチョンミーティングで行いました。活動を進めるなかで、保護者の方からの協力をいただく場面がありました。大学祭での「ビストロ家庭科」のカレーライスの材料として、兵庫県三田市からメークイン、淡路島から玉葱、宮崎市から米を提供していただきました。「学生の役に立てるなら喜んで」「おいしいカレーを作ってください」といったメッセージも頂きました。このことは、大学教育に保護者の方の理解と協力が得られたことを実感できる非常にうれしい出来事でした。「なっきょん食育塾」の名前が広がるにつれて、大学生協や附属校園、事務局の方々、また教員からも、応援や協力をいただけるようになっていきました。この頃から、学生の顔には自信があふれ、素晴らしいチームワークを発揮してくれるようになりました。1回生~4回生(全29名)1回生(8名)1・2・3回生(計20名、2グループ編成)4回生(9名)1実習園での人参栽培(種まきは15m×4畝。半分枯らせてしまい収穫は2畝分)。2大学祭で「ビストロ家庭科」を出店し、栽培した人参を使ったカレーを販売(350食@250円)。3奈良教育大学生の食生活調査を実施。4生協とコラボして奈良教育大学生の食生活サポートを行うことを目的に、「わたしのランチコンテスト」を3回開催し、生協小鉢6種の栄養カードを作成・掲示。5大学前にある洋菓子店「にこにこ庵」とのコラボスイーツを開発。子どもに安心して食べさせることができるをコンセプトにして、材料にこだわった「にんじんクッキー」を開発。大学祭販売計500袋@50円(6枚入り)、生協販売4回計500袋@100円(8枚入り)。6なっきょん食育塾だより(Vol.1~Vol.4)を発行。その他、得意分野にあわせた役割分担7大学祭では、工芸が好きな学生が貼り絵の看板を作ったり、被服製作が好きな学生が全員分のエプロンを作ったりしました。またイラストを描くのが好きな学生が活動ロゴを考案しました。表12011.5月6月7月8月9月なっきょん食育塾構想が始まる学長裁量経費申請学長裁量経費採択学生説明会第1回・活動ロゴ2種申請「食育なっきょんJr.」「にこにこ庵∞なっきょんコラボロゴ」1‐4回生1人参栽培4畝の土づくり種まき・交替制管理管理不足2畝断念交替制管理2大学祭リーダー決定学祭メニュー決定秘伝レシピを教わる1回生3食生活調査1‐3回生4大学生協とのコラボ(AYO58)リーダー決定活動コンセプト決定方策検討方策検討・決定5にこにこ庵とのコラボリーダー決定活動コンセプト決定試作検討4回生6なっきょん食育塾だよりリーダー決定7_SPRING 2012ならやま