ならやま夏号

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附属学校園関連3月4日~6日全校美術展風景附属小学校で全校美術展を開催~くらしから生まれ、くらしをつくる美術展をめざして~附属小学校が、互いの作品を鑑賞し合う『全校美直し、見つめ直し、描き残しておきたい....

附属学校園関連3月4日~6日全校美術展風景附属小学校で全校美術展を開催~くらしから生まれ、くらしをつくる美術展をめざして~附属小学校が、互いの作品を鑑賞し合う『全校美直し、見つめ直し、描き残しておきたいことを題材に術展』を開催しました。しました。原爆の被害を知ったヒロシマ旅行、長く続1~4年生、特別支援学級は学級ごとに題材を決けてきた少年野球。「この姿こそぼく・わたしだ」とめて、生活の絵か物語の絵に、5年生は『冬のくらし』いう作品が並ぶと、下の学年の子もあこがれの気持の絵に取り組みました。校区が広い附属小では地域ちを持つようです。全校美術展は、子どものくらしかや家庭でのくらしを知り合う機会が少なくなりがちら生まれた子どものくらしのための美術展です。なので、学校外のことも知り合わせたいと考えて取この美術展は、大学の教職員はもちろん、地域のり組みました。また6年生は、卒業に際して、問い方々にも公開しました。食材あてクイズを楽しむ園児たち魂魄の塔で平和ガイドの話を聞く生徒たち附属幼稚園園児が大学探検卒園間近の年長児と、年中・年少児との縦割りグループが、大学探検遠足で遊びに来ました。普段入ったことのない大学講義棟内をドキドキしながら歩き、研究室や図書館の絵本の部屋など7ヶ所のポイントを回りました。理数センターで空気砲の実験に参加したり、技術棟でロボットを見たり、附属中学校3年生が修学旅行で沖縄へ3年生が3泊4日の日程で沖縄へ修学旅行に行きました。1日目、魂魄の塔の前での平和集会の後、平和祈念資料館、平和の礎を巡り、避難壕であるガマへ向かいました。また、宿泊先ホテルで「平和の語り部」の方の戦場での凄惨な体験に耳を傾けました。2日目は学生ガイドの方達と沖縄戦跡を回り、役場での入村式を終えて3日目にお世話になる民3月6日家庭科教育講座で食材あてのクイズをしたり、特別支援教室の遊具で遊んだりと新しい発見や驚きのある盛りだくさんの時間を楽しく過ごしてもらいました。参加してくれた学生たちも園児との触れ合いを楽しみ附属幼稚園がある大学ならではの体験ができました。5月19日~22日泊先のお宅へ移動しました。3日目の午前中は、現地での体験活動をした後、午後はマリンスポーツを満喫しました。最終日は、世界遺産の首里城を見学し、国際通りでの班行動の後、那覇空港から帰路につきました。沖縄での4日間は、時間と空間を越えて、今ここにいることを確認する旅だったのかもしれません。奈良に息づく仲間たち自然環境教育センター長とりい教授鳥居はるみ春己ノアザミ春に咲く、キク科の多年生草本で、本州から九州に自生する。数多いアザミ類の中で春に咲くのは本種だけである。学内では図書館南の保存緑地で咲いているが、それはどうやらシカの影響だと思われる。保存緑地にはこの2~3年は丈の高い単子葉草本が伸び、ノアザミはその中に隠れるように咲いていた。しかし、今年は単子葉草本がシカに食べ尽くされたのか草丈が伸びていない。ところがアザミは数を増やし、草丈ものばしている。シカはアザミを食べない訳ではないが、それほど好まないようで、先端部だけが食べられている。同じ場所で繁茂している雑草を2011年秋号に紹介しているので、その時の写真と比べてほしい。時期が違うためかもしれないが、生育している植物も違うように見える。棲みついたシカによる影響が植生に現れ始めていることを示すのだろう。SUMMER 2012ならやま_22