ならやま2012年秋号

ならやま2012年秋号 page 9/24

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続ける」教員の養成に向けた育活性化プロジェクトる。テレビでみる被災地と目の当たりにする被災地はどこか違って見えた。調査に協力して下さった方々の中には、涙を流しながら市街を案内してくださる方がいた。私た....

続ける」教員の養成に向けた育活性化プロジェクトる。テレビでみる被災地と目の当たりにする被災地はどこか違って見えた。調査に協力して下さった方々の中には、涙を流しながら市街を案内してくださる方がいた。私たちのために資料を用意して、時間を作って説明してくださる方がいた。なぜ見せようとしてくれるのか、なぜ語ろうとしてくれるのか。失ったものから学びを見出し、それを語りついでいく。失ったものは決して戻ることはないけれど、確かにそこにあったことを忘れないこと、学んだことを忘れないこと、そうすることで前へと進んでいくことが出来ると感じた。被災地はまだ復興したわけではないが、人々は復興へと一歩一歩進んでいる。私達は今回学んだことを陸前高田の人々に還元するのはもちろんだが、ぜひ周りの人にこの学びを伝え、私達の学びが、周りの人の新たな学びのきっかけになってくれればいいと思う。常膳寺での仏像調査中学校リーダー研修会8月20日、三笠中学校のリ-ダ-研修会に参加し、学校現場の中に身を置き、さまざまなことを学びました。参加学生の声たけだ専門職学位課程(教職大学院)1回生竹田じゅんや隼也さん三笠中学校リーダー研修会では生徒と話をしたり、アンクロンやハンドベルの演奏をしたりしました。この中で、私は中学生の学びたいという意欲とひとつのことを達成するための集中力に驚きました。真剣に話を聞き、私たちから何か学ぼうとしていました。また、アンクロンやハンドベルの練習では、40分という短い時間の中で、班で協力して練習していました。その結果、最後にはどの班も素晴らしい演奏ができていました。このように、中学生は学ぶ意欲にあふれていることがわかりました。このような意欲を引き出す指導ができるように、私自身も学ぶ意欲を持ち続けたいです。リーダー研修会では多くのことを学び、多くの人とつながることができました。研修会に時間をとって下さった三笠中学校の先生方や誘って下さった先輩に感謝するとともに、今後も多くの人とつながることができるようにさまざまな学びの場にかかわっていきみんなで、アンクロンの練習たいです。ESD子どもキャンプ8月30日・31日、奈良市内のユネスコスクールの児童・生徒らが、大学キャンパスでテントを張り、キャンプを行いました。5月から地域の先生方、学生、本学教員が企画段階から協議を重ね、2日間のプログラム(ならまち探検、キャンプファイヤー、ESD勉強会、グループごとの映像発表会など)を作りあげました。参加学生の声ごとうだようすけ科学情報コース物質科学専修2回生後藤田洋介さんESD子どもキャンプは奈良市内のユネスコスクールの児童、生徒に参加を募り、奈良教育大学を会場に開催されました。私は、企画段階から参加し、当日はキャンプリーダーとして参加しました。私がこのキャンプを通じて感じたことは、参加した子どもたちや、学生が、机の上では学ぶことのできない経験をしたということです。子どもとの触れ合いからわかることや、学生自らが企画に関わったこと、子どもたちには、持続可能な社会の観点や、自分の住んでいる町の良さ、そして仲間の良さを感じ取ってもらえたと思います。子どもたちが作った作品にもそれらがメインにありました。学生は企画段階から参加したことで、自分の考えた企画の良いところ、悪いところを感じたと思います。初めてのことで戸惑ったり、衝突したりしながらも、良いキャンプで力を合わせてテント張り完了!した。私は今AUTUMN 2012ならやま_8