ならやま 2013年春号

ならやま 2013年春号 page 14/24

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概要:
双方向遠隔授業プロジェクト■プロジェクト概要双方向遠隔授業プロジェクト担当准教授ふるた古田たけひろ壮宏近年、情報通信技術(以降、ICT)の急速な発展に伴い、小学校・中学校・高等学校等での情報機器等の利用....

双方向遠隔授業プロジェクト■プロジェクト概要双方向遠隔授業プロジェクト担当准教授ふるた古田たけひろ壮宏近年、情報通信技術(以降、ICT)の急速な発展に伴い、小学校・中学校・高等学校等での情報機器等の利用が進むとともに、これまでの教授法や学びのあり方も変化しつつあります。このため、21世紀を担う子どもたちに求められる情報活用能力を育むには、教員を目指す皆さんにおいても実際の授業に生かせるICT活用能力を身につけることが求められています。本学では、平成24年度後期より、京都教育大学・大阪教育大学と連携して、テレビ会議システム等のICT設備を活用した双方向遠隔授業をしています。京阪奈三教育大学はこのような授業への取り組みを含めて、右記のようなプログラムを開発していくことで、より高度なICTスキルを持った教員養成を目指しています。双方向遠隔授業風景・最新テレビ会議システムを活用した双方向授業のためのモデルプログラム・高度なICTスキルを持った教員養成のためのプログラム・ICT支援員育成のモデルプログラムhttp://ride0.nara-edu.ac.jp/open/netcommons/htdocs/■双方向遠隔授業の説明奈良教育大学では、双方向遠隔授業実施のために、3つの教室でテレビ会議システムや電子黒板などを整備しました。これにより、大阪教育大学や京都教育大学とインターネット回線を通して、講義の内容や受講生の様子をリアルタイムで送受信することが可能になりました。教員が講義を実施する際には、自分の大学および他の2大学の学生も同時に受講することとなり、教員は目の前に自分の大学の学生を、モニタ上に他の2大学の学生を見ながら授業を進めることができます。つまり、学生のみなさんは通常通り講義を受講すると同時に、他の2大学の学生は映像もしくはタブレットPC等の情報端末を介して、教員と意思の疎通を図ることが可能です。講義や教員によっては、学生同士が映像等を介して議論等を行うことができます。双方向遠隔授業イメージ(送信)三大学連携イメージ図双方向遠隔授業イメージ(受信)13_SPRING 2013ならやま