ならやま 2013年春号

ならやま 2013年春号 page 20/24

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教育学部学校教育教員養成課程言語・社会コース2回生おおにしすぐる大西優さん滋賀県立守山高等学校出身大学懇談会に参加したメンバーらと(大西さん:下段中央)地域の方や教員らと語り合うことができた。自由に語....

教育学部学校教育教員養成課程言語・社会コース2回生おおにしすぐる大西優さん滋賀県立守山高等学校出身大学懇談会に参加したメンバーらと(大西さん:下段中央)地域の方や教員らと語り合うことができた。自由に語り合って大学活性化~大学懇談会実行委員の取組~平成25年1月9日、なっきょん食堂を会場に大学懇談会が開催されました。これは、日頃接点の少ない地域や後援会・同窓会の方、学生や教職員が自由に語り合うことで交流を深め、大学の活性化につなげることを目的に、学生主体で毎年企画、実施しているもので、今年で6回目を迎えました。今回は、学生自治会に所属し、大学懇談会実行委員長として活躍された大西優さんに話を聞きました。成功裏に終わった大学懇談会大学懇談会実行委員は、学生自治会、体育会、文化会、大学祭実行委員会、生協学生委員会、報道会、橘宿舎、国際学生宿舎の各代表者総勢15名程度で構成されます。11月の初旬から準備を始め、テーマや話す内容、当日の準備や流れなどを話し合いました。テーマは7つ用意され、学内や地域の話など、さまざまなジャンルを取り入れ、議論しやすいよう工夫されています。また、地域の方へのチラシ配布など、多くの方に参加していただけるよう、広報活動にも力を入れました。その甲斐あって、当日はおよそ70名もの参加があり、盛会の内に終えることができました。「当日までの準備では、どのように人を動かしていけば良いか悩んだ。次に何をすれば良いのか、段取り等を事前に把握しておくべきだった。」と話す大西さん。初めてのことで、人を動かす難しさを感じたようです。大学懇談会実行委員長を経験して無事に懇談会を終え、やり遂げられたことに達成感と大きな喜びを感じているという大西さん。しかし一方では、もっとこうすれば良かったという気持ちもあり、次回への課題が発見できたようです。また、大学懇談会実行委員長という大役を通して、一つの目標に向かって努力していく根気強さを得ることができました。限られた時間、日数の中でどうすればより良いものになるか皆で考え、来ていただいた方に、来て良かったと思ってもらえるように、根気強く取り組んだ結果です。さらに、委員長として調整役やまとめ役を引き受けた経験は、今後教員になった時に生かせるものだと、大西さんは考えています。「特に、学級作りをしていく上で必要だと思います。何かを決める時、当然判断するのは生徒自身ですが、話し合いを進めていく上で、教師が調整やまとめをしていくこともあります。少人数の会議ではありますが、話し合いを上手く進めるためにどうすれば良いか考えるきっかけになりました。ただ、このようなスキルはすぐに身に付くものではありません。経験から学んで行くことが必要だと感じました。」大学懇談会の今後毎年開催されている大学懇談会ですが、なかなか学生に認知されていないのが現状です。また地域の方の参加もまだまだ少ないです。今後の大学懇談会について大西さんは、「日々接点の少ない人とコミュニケーションが取れる機会というのはなかなかありません。大学懇談会を通してたくさんの人と交流して欲しいです。この記事を見て少しでも多くの学生が認知し、参加して欲しいと思っています。また、地域の方にももっと積極的に参加して欲しいです。多くの方の参加により、もっと活発になります。」と考えており、更なる発展が期待されます。読者へメッセージ「受験生の皆さん、受験勉強においてしんどいこと、つらいことがあると思います。私も大学受験の中でしんどい時期がありました。ただ、諦めずに勉強を続けました。やはり諦めない気持ちが大事です。今の私があるのは、大学受験時の頑張りがあったからです。また、将来教員になりたいという強い思いも必要です。どんなことがあっても前向きに頑張ってください。結果は必ずついてきます。応援しています。」「在学生の皆さん、私は学生自治会に入り、有意義な時間を過ごしています。行事に主体的に関わることができ、毎日が楽しいです。当初面倒だと思っていた大学懇談会実行委員も、もっと積極的に行事に参加しようと意識を変えると、楽しくなってきました。やはり、自分から楽しむという意識が必要だと思います。時には悩み、迷うこともありましたが、良い経験になったと思います。是非積極的に行事に参加してください。勉強も大切ですが、4年間の大学生活を楽しく有意義に過ごしてください。」19_SPRING 2013ならやま