ならやま 2013年夏号

ならやま 2013年夏号 page 17/24

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3模擬授業講師役の受講生2名が担当私たちが講師役です講師役の受講生が今日の授業で取り上げるシーン(1つ目)に出てくるボキャブラリーや登場人物を説明(分かりにくいものは写真等を用いて説明)、その後受講生全....

3模擬授業講師役の受講生2名が担当私たちが講師役です講師役の受講生が今日の授業で取り上げるシーン(1つ目)に出てくるボキャブラリーや登場人物を説明(分かりにくいものは写真等を用いて説明)、その後受講生全員でスクリプトを黙読オープン・クラス受講生山本和子受講生の声さん授業は和気あいあいとした雰囲気の下で進められ、とても面白くて、ユニークで、楽しんで受講しています。そして、若い学生達のエネルギーをもらっています。演劇スクリプトを使用し、実際に演じながら進められるこの授業スタイルは、英語でのコミュニケーション能力を養うのに、とても良いと思います。教育学部学校教育教員養成課程言語・社会コース3回生なかむら村中みさ美沙さん講師役の受講生がシーンをデモ実演このセリフは怒りをこめて考え方やその場の状況によって、同じ英語でもイントネーションや雰囲気が異なるということが、自ら演じて表現することでよく理解することができます。また、模擬授業等を通じて英語の教授法を学ぶことで、将来実際に教師として現場に立った時に役立つスキルを身につけることができ、教師としてのトレーニングになります。講師役の受講生の前で受講生が実演ここはもっと感情的にしよう続きのシーン(2つ目)についても、上記同様に練習等を進める受講生がペアに分かれてシーンを練習(いくつかに区切って練習→通し練習)(講師役の受講生は練習する各ペアを見て回り、指導する)授業終了アムンルド講師から学生へのメッセージこの授業では、皆さんに多くのことを学んでもらいます。講義名「実践英語表現研究」のとおり、日常で使う多くの表現やジェスチャーを学んでもらいたいのです。それと同時に、本学は教育大学であり、また受講する学生の多くが英語教育専修に所属していますので、活動的で魅力的な授業をし、生きた表現を教えることやロールプレイを用いた教授法を学んで欲しいと思います。これらは、英語教育において重要な要素ですが、多くの現場で生かされていないことがしばしばあります。ヒューマニスティック・ランゲージ・ティーチング(Humanistic Language Teaching)を講義で実践することで、授業中に教師がしっかり指導し活動を評価していれば、生徒主体にしても良いということを感じ、そこから学んでくれることを望んでいます。講義内で演劇を交えた模擬授業を経験することで、将来、より面白く、生徒を引きつける授業を実践してくれることを期待しています。皆さんの将来教えるであろう生徒が楽しく、より活動的に英語を学習できることを望んで。SUMMER 2013ならやま_16