ならやま 2013年夏号

ならやま 2013年夏号 page 18/24

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留学生レポート21119106783451ロック・ヘイブン大学2セントラルミシガン大学3嶺南大学校4公州大学校5光州教育大学校6西安外国語大学7華東師範大学8インドネシア教育大学9ハイデルベルク大学10ブカレスト大学11リヨン....

留学生レポート21119106783451ロック・ヘイブン大学2セントラルミシガン大学3嶺南大学校4公州大学校5光州教育大学校6西安外国語大学7華東師範大学8インドネシア教育大学9ハイデルベルク大学10ブカレスト大学11リヨン第三大学Interviewee大学院修士課程教科教育専攻2回生ますむらさとみ増村里美さんリヨン第三大学(フランス)(留学期間2012.8~2013.5)ルームメイトと旅行アヴィニョンの橋の上でFetes des lumieres(光の祭典)というリヨンのお祭りの日にルームメイトと家でろうそくに火を灯しました留学をしようと思ったきっかけは。これといったきっかけはありませんが、私はクラシック音楽に親しんでいたので、私にとってヨーロッパは聖地でした。いつか暮らしてみたいと思っていた場所でした。留学する前にどれくらい語学の勉強をしていましたか。大学の第二言語として(気ままに)1年半勉強し、出発直前に外国語教室に10回通いました。正直それだけでは全く足りませんでした。留学先ではどのような1日を過ごしていましたか。ごく普通の日々を送っていました。大学に行き、友人と話し、買い物に行って料理をし、ピアノを練習して、たまに飲み会みたいなものに行って……というような生活です。留学生活で一番驚いたことは何ですか。「親切」と「常識」の違いです。お店の人がお店についてよく知らなかったり、無愛想だったりというのは当たり前、日本での「お客様」のような関係はありません。あくまでも人と人との関係なのだと思います。バスの運転手さんとお客さんがまるで友達同士のように話し込んでいる姿をよく見かけました。留学中一番うれしかったこと、逆に大変だったことは何ですか。うれしかったことは、大学のオーケストラに参加できたことです。ピアノコンチェルトを演奏したことは、私にとって良い経験となりました。大変だったことは、フランス語の聞き取りです。フランス語には、前の単語と後ろの単語が一緒になると別の発音になったり、発音しない音があったりすることがよくあるので、相手の話している単語を想像することが難しかったです。留学体験をどのように生かしていきたいと思いますか。別の常識、別の価値観を知ることができたので、これから、日本の習慣や常識に疑問を感じることがあるのではないかという気がしています。新たな視点を提案できる人になりたいです。在学生、高校生の皆さんに一言。bien-etre(よりよく生きる)という言葉があります。「なりたい自分」(職業や具体像ではなく、生き方在り方)を意識すること、そしてお気に入りのものを見つけること。幸せは目標ではなく日々の生活からだと思います。17_SUMMER 2013ならやまリヨンに住む日本人の子どもやハーフ、クォーターの子どもたちのための土曜学校のイベント