ならやま 2013年夏号

ならやま 2013年夏号 page 19/24

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リヨン第三大学(フランス)本学の国際交流協定校の一つであるリヨン第三大学(2004年3月交流協定締結)は、フランス第2の都市リヨンにあります。リヨンは歴史ある古い町で、歴史的建造物が多く残っています。また美....

リヨン第三大学(フランス)本学の国際交流協定校の一つであるリヨン第三大学(2004年3月交流協定締結)は、フランス第2の都市リヨンにあります。リヨンは歴史ある古い町で、歴史的建造物が多く残っています。また美術館や博物館、劇場が多くあり、有名なオペラを手軽な値段で観る[国際交流・留学]http://www.nara-edu.ac.jp/international/ことができる所もあるなど、芸術好きな人にはぴったりな町です。今回は、本学からリヨン第三大学に留学していた増村里美さんとリヨン第三大学から本学に留学しているSTALDER Lucasさんに話を聞きました。Intervieweeリヨン第三大学(フランス)SスTALDERタルダーLucasルカさん日本/奈良教育大学(留学期間2012.10~2013.9)神戸ルミナリエで友だちと一緒に留学をしようと思ったきっかけは。2011年の夏に、僕は日本語の能力を上達させるために、鹿児島で4週間ぐらい畑や田んぼなどで働くボランティアをしました。その経験がきっかけで日本に留学しようと思いました。留学する前にどのぐらい日本語を勉強していましたか。リヨン第三大学で日本語を2年間ぐらい勉強しました。日本語だけではなく日本の文化と文学も勉強しました。奈良教育大学の学生としてどのような1日を過ごしていますか。留学生と一緒に食堂で食事したり、寮で料理を作ったりします。そしてどこかを見学したり旅行したりしたいときは、交通やホテルの予約を自分でします。また、いい天気だったら写真を撮りに出かけます。奈良はどこでもきれいですから。留学生活で一番驚いたことは何ですか。一番驚いたことは電車が必ず時間に間に合うことです。電車は高くてもすごく便利です。フランス人から見ればそれはびっくりです。奈良の友だちの誕生日のお祝い留学中一番うれしかったことは何ですか。この留学では、日本の一番遠くに旅行できてとてもうれしいです。北海道にも沖縄にも行けました。日本でいろいろな地方を旅行するうちに、日本文化がもっと分かるようになりました。留学体験をどのように生かしていきたいと思いますか。私の研究の興味は、日本の伝統的な芸術や工芸です。日本で焼き物などを体験したり、展覧会を見学したりして集めた情報や知識を、帰国後の研究に役立てたいです。日本の大学生、高校生の皆さんに一言。留学すると、人間は文化によってさまざまな生活習慣や思考法や知覚などを持って生きているということが分かるようになります。これは大切な経験だと思います。もし留学のチャンスがあれば絶対にそれを掴んでください。それは一生に一度の経験かもしれないからです。沖縄旅行でSUMMER 2013ならやま_18