ならやま 2013年夏号

ならやま 2013年夏号 page 5/24

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教師力を高める4年間の学び特集≪教職ノート≫教職ノートは、教職の学びを支え、確かな教師力を身につけて卒業してもらうために平成22年度~24年度に実施された「教師力モデル開発プロジェクト」の一環として作成さ....

教師力を高める4年間の学び特集≪教職ノート≫教職ノートは、教職の学びを支え、確かな教師力を身につけて卒業してもらうために平成22年度~24年度に実施された「教師力モデル開発プロジェクト」の一環として作成されました。「教職ノート」は、より質の高い教師の学びを得るために編まれたガイドブックであり、ワークシートであり、1回生時に配付されます。教員や学校制度、カリキュラムなどについての解説や紹介が掲載されており、また、教職関連の科目で使用するワークシートが掲載されており、4年間の学習の履歴を振り返る資料となります。自分が通っていた時には知らなかった学校内部のしくみや教員についてもわかりやすく説明されているよ。このワークシートを手に恩師を訪問し、「教師のしごと」について話を聞く課題があるんだって。授業中に作成するミニレポート。複写式になっているので、後で振り返りがスムーズにできるよ。教育学部学校教育教員養成課程伝統文化教育専攻文化遺産教育専修2回生ほんだおさむさん本多理私立帝塚山学院泉ヶ丘高等学校出身利用者の声教職ノートは、教員を目指す学生が、より質の高い学びを得るために編まれたガイドブックで、学生は、教職に関わる各講義には毎回携行し、講義終了時に複写式のミニレポート用紙に提示される課題、あるいは講義の感想を記入し、これを提出することで、講義の内容を自ら再認識、定着させることができます。このノートを用いる最も大きな利点は、提出課題のミニレポートが複写式であるということだと思います。大学での授業の提出課題は、一度提出すると返却いただけないことも多く、講義を受けたことでどのような知識を得たのか、考え方の変化があったのかなどが時間の経過と共によく分からなくなることもあり、学期終盤には多くの配付資料を一から見直すこともしばしばです。自分が過去に提出した文章を読み返すことで、講義の内容を思い出しやすくなる複写式の提出課題は教職ノートの大きな強みで、一方的に与えられ、指示の下に完成させる教材とは違い、授業や実習などで学び、感じるたびに少しずつ使用者と共に成長させることのできる希有な教材であると思います。自ら日々進化させていく「教職ノート」は、教員を目指す学生の心強い相棒です。ます。伸び悩むこともありますが仲間と励まし合いながら壁を乗り越え、そして出来上がるのがこの卒業書作展の作品です。大学4年間で培ってきた書道の技能、共に学んできた仲間への“ありがとう”の想い、自分に対する自信などさまざまなものがぎゅっと詰まった、書道科の学生にとってこれからの人生の糧になるような展覧会です。SUMMER 2013ならやま_4