ならやま 2013秋号

ならやま 2013秋号 page 20/24

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平成25年度「県内大学生が創る奈良の未来事業」コンペにおいて、本学のグループによる提案が最優秀賞と優秀賞を受賞しました。この事業は、県政の課題の解決に向けて県内の学生から政策提案を募集し、コンペにより選....

平成25年度「県内大学生が創る奈良の未来事業」コンペにおいて、本学のグループによる提案が最優秀賞と優秀賞を受賞しました。この事業は、県政の課題の解決に向けて県内の学生から政策提案を募集し、コンペにより選ばれた提案を学生と共に事業化しようと、奈良県が平成24年度から実施しているものです。今回受賞した提案は、平成26年度の事業化に向けて、学生や県職員らが参加するプロジェクトチームによって検討が進められます。【奈良県関連ページ】http://www.pref.nara.jp/28210.htm優秀賞最優秀賞優秀賞科学の旅―シーズンフリーのワンストップサイエンスツーリズム―教育学部学校教育教員養成課程理数・生活科学コース4回生おぎ荻わたな奈つ津はるき希かさん(家庭科教育専修)私立浜松日体高等学校出身なべ渡邊遥華さん(家庭科教育専修)私立天理高等学校出身むらたさや村田沙耶さん(理科教育専修)大阪府立鳳高等学校出身概要小中学校の修学旅行生を大学にワンストップさせて奈良を学ぶ「科学の旅」、つまり、教育県・奈良ならできる・奈良しかできない学びのツアーを提案する。大学の高度な専門性と学生という人財を最大限に利用して、修学旅行で来県する児童生徒にワクワクする学びの刺激を与え、「また奈良に行きたい!」と思わせる奈良を科学する旅を提供する。本提案では、従来にない方法と角度からの奈良の魅力を発信することによって、修学旅行生と奈良ファンの増加を目指す。コメント私たちは、修学旅行や校外学習に学習の視点が欠落しているのではないだろうかという問題意識を抱いていました。本提案は、奈良県への修学旅行や校外学習の概念を変え、児童生徒に学ぶことの面白さを感じさせるきっかけにしたいと思い、家庭科教育専修と理科教育専修のメンバーが話し合いを重ねてきました。最優秀賞をいただきとてもうれしいです。奈良についての「なぜ?」を、奈良を教材にした学びから突き詰めることで、奈良のより深い良さを児童生徒に知ってもらいたいと思っています。奈良県にとっても奈良教育大学にとっても、とても魅力ある取組だと思うので、今後は実施に向けて頑張ります。大学生がつくる幼児のためのスポーツイベント教育学部学校教育教員養成課程身体・表現コース3回生あかぎせいご赤木誠五さん(保健体育専修)奈良県立平城高等学校出身さかもとなおと坂元尚人さん(保健体育専修)三重県立上野高等学校出身もとぶあやき本部綾貴さん(保健体育専修)私立春日丘高等学校出身概要現在、奈良県が抱える問題の1つとして子どもの体力不足が挙げられる。そこで本政策では、幼児が運動遊びの楽しさを体験することで運動習慣を持つようになり、将来的に熱心にスポーツに取り組み、奈良県の子どもの体力向上につなげるためのきっかけづくりを行う。奈良県に在住している幼児(4~6歳程度)及びその保護者を対象にし、奈良県立橿原公苑などの体育施設で、さまざまな種目が体験できるスポーツイベントを実施する。イベントの運営は幼児分野、体育分野、保健分野を専攻している県内大学生が中心となって行う。実施種目は幼児ができる簡単なスポーツ(ボール運動、マット運動、陸上運動など)とする。コメント奈良県の未来事業コンペで「大学生がつくる幼児のためのスポーツイベント」というものを提案し、この度優秀賞をいただきました。これは、スポーツ社会学研究室の高橋豪仁教授をはじめ、研究室の先輩方のご協力があっての結果だと思います。今後は県庁の職員の方と連携し、イベント実現に向けて準備を進めていければと考えています。このイベントをきっかけに多くの幼児がスポーツに興味を持ち、将来的に武井壮さんのようなスーパーアスリートが奈良県から生まれることを期待しています。コンペ終了後にマスコミからインタビューを受ける審査員からの質問に答える19_AUTUMN 2013ならやま