ならやま 2013秋号

ならやま 2013秋号 page 23/24

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附属学校園ニュース[附属学校園]http://www.nara-edu.ac.jp/guide/garden.html5月24日・25日西浦峠登山コース1年曽爾高原野外活動1年生が、一泊二日で曽爾高原へ野外活動に出かけました。入所式の後、西浦峠の登....

附属学校園ニュース[附属学校園]http://www.nara-edu.ac.jp/guide/garden.html5月24日・25日西浦峠登山コース1年曽爾高原野外活動1年生が、一泊二日で曽爾高原へ野外活動に出かけました。入所式の後、西浦峠の登山コースにチャレンジ、また五組(特別支援学級)のみんなは、元気に亀山登山をしました。夜になり、月もきれいに輝き、夜のとばりに包まれる中、校長先生演じる火の神が厳かに入場し、ファイヤーの点火を合図にキャンプファイヤーが始まりました。各クラスのスタンツでは、ダンスあり、パロディー劇あり、光のイリュージョンあり、[附属中学校]ユニークな行進あり、「故郷」の歌ありという盛りだくさんの内容で、生徒はもちろん、担任の先生方も大奮闘でした。また、伝統芸能である「獅子舞」も披露していただきました。翌日は、野外炊飯で美味しいカレーと大鍋でのご飯炊きなど、本格的な自炊を体験しました。曽爾高原の大自然のもと、自然からの学び、友人からの学び、触れ合った人からの学びなどさまざまな学びを経験し、一段と成長したのではないでしょうか。6月8日公開保育研究会に300人を超える先生方が来園[附属幼稚園]平成23年度より取り組んでいる研究「幼児期に間もない時期ですが、子どもたち一人ひとりが自分の必要な『からだ力』について考える」をテーマに、居場所を見付け、先生や友達との触れ合いを楽しみ公開保育研究会を実施しました。県外からも多くのながら生き生きと園生活を送っている姿や、午後から幼児教育関係者が来られ、300人を超える参加がの研究報告を通して、本園の研究成果を感じ取ってありました。子どもたちは、多くの参観者がいるにいただけたと思っています。大学からは50名近くのもかかわらず、いつも通りにのびのびとさまざまな学生が参観し、午後はテレビ会議システムを使って別場所で、思う存分体を動かして遊びました。新学期室で研究報告会、講演会に参加しましたみんなでワイワイ、楽しかった『19(いく)まつり』?児童会活動・専門部でのとりくみ?7月11日・16日[附属小学校]全校にさまざまな活動を広げる専門部の一つい、ヨーヨーつり&まとあて、さかなつり、バケツリレー「19クラス交流部」では、19クラス(特別支援学級)といったみんなが楽しめる遊びを部員の6年生が考と全校が仲良くなるための会『19(いく)まつり』えて準備をし、運営しました。両日とも、1~6年生を企画して各クラスに呼びかけ、7月11、16日のまで100人を超える参加があり、どの子も楽しく遊休み時間に会を開きました。スーパーボールすくび、交流しました。奈良に息づく仲間たち自然環境教育センター長とりい教授鳥居はるみ春己ネジバナー学内絶滅危惧種ーネジバナはラン科の20センチ程度の多年草で、日当たりの良い草地に生育する。鮮やかなピンクの小さな花が細長い茎の周りを螺旋状に渦巻いて咲く。このねじれて咲く花が「ネジバナ」の名前の由来で、属名もギリシャ語の「螺旋」と「花」に由来すると言う。ねじれには左巻きと右巻きがあるらしい。明るい草地に咲く花ではあるが、奈良公園飛火野では見られない。市内の道路脇や中央分離帯で時々見ることができる。学内では1~2年前には普通に咲いていた花である。しかし、今年はその姿を見ていない。弓道練習場の草地で咲いていたが、草刈りされたらしい。飛火野で咲かないのはシカの採食によるものと考▲ネジバナえられるが、学内で見られなくなっているのは草刈りによるところが大きいのだろう。徹底した草刈りやシカの増加は多くの花を絶滅させる可能性が高い。そう言えばヘラオオバコも減った。「花咲かぬ春」が予感されるこの頃である。[自然環境教育センター]http://www.nara-edu.ac.jp/ECNE/AUTUMN 2013ならやま_22