あなたは教育実習に行けるかな

ここでは教育実習に赴くまでに身に付けたい知識の問題を掲載しています。
一通りチャレンジして、採点してみてください。(採点ボタンは最下部)

100 点満点 ( 合格点 80 点 )

残り時間


テストを開始するには [テスト開始] ボタンを押してください。
問 1 次の文章は、教育関係法規について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.教育基本法は、我が国の未来を切り拓く教育の基本を確立するため、平成18年に改正された。
2.学校教育法第1条では学校が定義されているが、この定義によると保育所(園)も学校である。
3.学校教育法施行令は、学校教育法の規定を実施するため内閣が制定した政令である。
4.学校教育法施行規則は、学校教育法や同法施行令の規定を実施するために文部科学省が制定した省令である。
5.日本国憲法に定められている義務教育無償は、義務教育では授業料を徴収しないという意味である。
問 2 教育課程の基準となる学習指導要領は、教育がその時代に対応するようほぼ10年ごとに改正がなされています。
平成元年の改正の特徴を述べた文章はどれですか。
1.「現代化」が軌道修正され、学校裁量の時間が設定された。
2.道徳が設定され、授業は各教科の系統性を重視するものとなった。
3.学校週5日制実施に伴い内容が削減されると同時に、「総合的な学習の時間」が設定された。
4.「新学力観」が登場し、生涯学習のための基礎・基本が重視された。
5.科学技術の発展にともない、授業内容が「現代化」のキーワードのもとに改訂された。
問 3 次の文章は、J.デューイの主張した生活経験重視の教育について述べたものです。
誤っているものはどれですか。
1.ある時期、「はいまわる経験主義」として批判された。
2.現在の「総合的な学習の時間」の底流にある教育である。
3.その著書「学校と社会」では、生活経験重視の考え方が述べられている。
4.アメリカでは、スプートニックショックを乗り切るため生活経験重視の教育が主流となった。
5.昭和20年代の日本の教育の主流であった。
問 4 学習指導要領は、昭和33年の改正から法的拘束力をもつようになりました。
この根拠となる法規は何ですか。
1.教育基本法
2.学校教育法
3.学校教育法施行令
4.学校教育法施行規則
5.学校管理規則
問 5 学習指導要領は小中高等学校の教育課程の基準になります。
学習指導要領について、適切でない文章はどれですか。
1.教科書は、学習指導要領に沿って編集されている。
2.全国的に一定の教育水準を維持するために、各教科各学年の目標が示されている。
3.全国的に同じ内容及び方法の教育を行うために、各教科各学年で学習する内容が示されている。
4.教育の政治的、宗教的中立を保証するものである。
5.私立の小中高等学校は、その創立の精神に則り学習指導要領によらない独自の教育課程を編成することができる。
問 6 次の文章は、教育課程の編成と学校組織について述べたものです。
誤っているものはどれですか。
1.小中高等学校のある校務分掌では、年度当初に1年間の行事計画を立てるが、これは教育課程編成作業の一つである。
2.小中高等学校のある校務分掌では、夏季休業(夏休み)、冬季休業(冬休み)、学年末休業(春休み)の日を決めるが、これは教育課程編成作業の一つである。
3.小学校の各学年、中高等学校の各教科では、年度当初に1年間の授業の計画を立てるが、これは教育課程編成作業の一つである。
4.小学校の各学年、中高等学校の各教科では、年度当初に1年間の学習の評価規準を作成するが、これは教育課程編成作業の一つである。
5.小中高等学校の各校務分掌などで編成された教育課程は、校長の最終決定を経て実施される。
問 7 次の文章は、教科書について述べたものです
誤っているものはどれですか。
1.教科書とは、教育課程の構成の応じて組織排列された教科の主たる教材である。
2.小中高等学校においては、文部科学大臣の検定を経た(または文部科学省が著作の名義を有する)教科書を使用しなければならない。
3.複数の教科書会社が出版する教科書のどれを使用するかは、公立小中学校の場合は市町村教育委員会が決める。
4.教科書以外の図書で、有益適切なものは使用することができる。
5.現行の学習指導要領(平成20年3月告示)から、道徳や総合的な学習の時間の教科書も発行されるようになった。
問 8 次の文章は、幼小中高等学校の1年間の計画について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.幼小中高等学校では、年度当初に1年間の指導計画を立てる。
2.幼小中高等学校の創立記念日は、学校の創立を祝う日であり、園児、児童、生徒は休業であるが、教職員は出勤しなくてはならない。
3.幼小中高等学校の学期は、各学校園で決める。
4.幼小中高等学校の1年間の計画は、地域の行事と綿密に調整されている。
5.幼小中高等学校には、多くの場合PTAという保護者と教職員の組織があるが、この組織が主催する行事もある。
問 9 次の文章は、小中高等学校の校務分掌のリーダーである主任について述べたものです。
誤っているものはどれですか。
1.主任の職は、学校教育法施行規則という省令に定められている。
2.主任の職には、教務主任、生徒指導主事、進路指導主事、保健主事、学年主任などがある。
3.小学校には、進路指導主事という主任の職はない。
4.生徒指導主事は、教育計画の立案その他教務に関する事項について連絡調整及び指導、助言にあたる。
5.保健主事は、保健に関する事項の管理にあたる。
問 10 次の文章は、小中高等学校に勤務する教員の職について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.指導教諭は、児童生徒の教育をつかさどり、教諭やその他の職員に教育指導の改善及び充実のために必要な指導及び助言を行う。
2.主幹教諭は、校長及び教頭を助け、校務の一部を整理し、児童生徒の教育をつかさどる。
3.教諭は、児童生徒の教育をつかさどる。
4.養護教諭は、特別支援学級の児童生徒の教育をつかさどる。
5.栄養教諭は、児童生徒の栄養の指導及び管理をつかさどる。
問 11 次の文章は、教育職員免許状について述べたものです。
誤っているものはどれですか。
1.普通免許状には、専修免許状、一種免許状、二種免許状がある。
2.一種免許状は、4年制大学卒業を基礎資格とする免許状である。
3.普通免許状には5年の有効期限が定められており、更新講習修了者に免許状の更新が認められる。
4.普通免許状は、大学などで必要単位を修得することにより都道府県教育委員会より授与される。
5.教育職員免許状には、普通免許状のほかに特別免許状、臨時免許状がある。
問 12 次の文章は、小中高等学校の校務分掌(呼称は学校により異なる)について述べたものです。
誤っているものはどれですか。
1.教務部は、教育計画の立案、教育課程の実施と管理などを担当する。
2.生活指導部(中高では生徒指導部)は、児童生徒の生活面の指導、児童会生徒会活動などを担当する。
3.研修部は、学校の授業研究、教職員の研修などを担当する。
4.保健体育部は、児童生徒の健康安全、運動会(体育祭)などを担当する。
5.文化部は、学校施設の管理、清掃指導などを担当する。
問 13 学級編成を歴史的にみると、課程主義と年齢主義があります。現在は年齢主義の学級が編成されていますが、年齢主義の説明として不適切なものはどれですか。
1.同年齢の児童生徒で学級を編成する。
2.学級の児童生徒の学力水準は混成である。
3.継続的に同じ児童生徒で学級を構成することができる。
4.「わかり方」が同じような児童生徒の学級ができる。
5.多様な考え方をする児童生徒が集団で考え合うことで学習の理解が深まる。
問 14 一斉授業の課題を克服し、すべての子どもたちの学習効果を高めるため、さまざまな理論や授業形態があります。誤っているものはどれですか。
1.一斉授業の課題を克服するため、アメリカのB.F.スキナーはプログラム学習を開発した。
2.同一学級で、一人の教師が学級を指導し、もう一人の教師がサポートする授業形態をティームティーチングという。
3.必要に応じて学級を習熟度別に分割し、複数の教師で指導する授業形態を習熟度別授業という。
4.B.S.ブルームは、学習途中に形成的評価を導入することですべての学習者の完全習得をめざすことができると主張した。これをマスタリーラーニングという。
5.一斉授業の単位となる学級定員は、現在小中高等学校とも40名(小学校第1学年は35名)であり、近年少なくなる傾向にある。
問 15 次の文章は、現行の小学校学習指導要領、中学校学習指導要領(ともに平成20年3月告示)で実施される授業時間について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.小学校の一単位時間は45分とする。
2.中学校の一単位時間は50分である。
3.小中学校では、月曜から金曜まで組まれた時間割を年間35週以上行わなければならない。
4.年間授業時数は、小学校は945時間以上、中学校は1015時間以上である。
5.小中学校では、児童生徒の実態、学習活動の特質に応じて、時間割を弾力的に編成することができる。
問 16 次の文章は、授業研究の目的について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.新しい指導方法や授業形態などを用いた授業の有効性を提案する。
2.地域の人に学校の授業を公開し、学校の説明責任を果たす。
3.教師と児童生徒の一回性の具体的な営みに貫かれている原則を理論化する。
4.教師が授業力の向上をめざして行うトレーニングである。
5.授業中行われる教師の判断がどのような結果をもたらしたかを明らかにし、次の授業に生かす。
問 17 次の文章は、授業研究について述べたものです。不適切なものはどれですか。
1.研究には試行錯誤がつきものであり、学校での授業研究でも試行錯誤による授業のやり直しが頻繁に行われる。
2.授業研究では、当該授業の先行研究・先行実践をよく調べ、その一歩先を行く授業を創り上げなければならない。
3.1組では○○方式、2組では△△方式という授業の比較研究は、授業研究では許されない。
4.授業研究は、授業の企画、研究授業、研究協議会、研究報告の作成を伴う比較的長時間に及ぶ研究である。
5.授業研究は、日本の学校教育関係者が戦前から築き上げた学校文化といえる。
問 18 学習指導案は、学校や研究団体で様式の少々の差異あるとはいうものの、全国的に慣習となっている様式が存在します。必要でない事項はどれですか。
1.対象とする学級、児童生徒の人数の記述
2.参観者からの助言や支援が必要と思われる児童生徒の座席
3.授業の計画
4.これから学習しようとする事項に対し、児童生徒はどのような準備状況にあるのか(レディネス)の記述
5.発問と予想される回答(反応)の記述
問 19 指導言には、説明、指示、助言、発問があります。次のうち、説明について述べた文章はどれですか。
1.児童生徒の状態を知るため、教師から児童生徒に問いかけること
2.未知の内容をすでに知っている概念を使ってわかりやすく述べること
3.行動や活動、作業を命ずること
4.学習事項を児童に発見させるため、教師から児童生徒に問いかけること
5.活動の深化、発展を図る上で有益な言葉をかけること
問 20 次の文章は、「学習」について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.学習により形成される行動は、所定の経験をしないと欠落する。
2.人間のどのような学習に着眼するかにより、さまざまな学習理論が存在する。
3.学習とは、経験によって形成される比較的永続的な行動の変化である。
4.同じ学習により、同じ行動が形成される。
5.人間は生後1年ほどで歩くことができるが、これは学習による行動の変化ではない。
問 21 次の文章は、学習に関する認知心理学の理論について述べたものです。この理論として適当でないものはどれですか。
1.人間は心像(メンタルイメージ)をもって問題を解決しようとする、と提唱する理論が多くある。
2.G.A.ミラーは、人間の情報処理容量の限界は7±2であり、これを克服するためにチャンクを形成するとした。
3.オペラント条件付けによる強化は、認知心理学の理論に属する。
4.R.M.シフリンらは、記憶の二重貯蔵庫モデルを示し、記憶には短期記憶と長期記憶があると提唱した。
5.D.E.ブロードベントは、人間はざわざわしているパーティー会場でもある一つの会話を聞き取ることができることから、選択的注意の理論を示した。
問 22 次の文章は、素朴概念(素朴理論)について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.素朴概念とは、子どもが物理や生物などについての正しい概念を獲得する前からもっている概念のことである。
2.素朴概念は、成長につれて自然に消滅するというものではない。
3.素朴概念では、表面的には物理や生物についての現象を説明することができる。
4.素朴概念は、日常経験に根差したものであり、教育により容易に修正することができる。
5.素朴概念の存在は、授業を計画する上で念頭に置かなければならない大切なことの一つである。
問 23 測定値の性質を尺度といいますが、「5.よく当てはまる」から「1.まったく当てはまらない」の5段階で回答された測定値は、次のうちどの尺度だと考えられますか。
1.名義尺度
2.順序尺度
3.間隔尺度
4.比率尺度
5.比例尺度
問 24 次の文章は、測定値と測定値の処理結果について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.妥当性とは、測定値が測定しようとする事象を的確に捉えているかどうかを表す指標である。
2.信頼性とは、測定に伴う誤差が大きいか小さいかを表す指標である。
3.平均の差の検定とは、標本平均の差から母平均にも差があるといえるか否かを統計的に述べることである。
4.相関関係があるとは、2つの測定値間に何らかの関連があることで、正の相関と負の相関がある。
5.正の相関がある場合、概ね因果関係があると判断してよい。
問 25 次の文章は、相対評価と絶対評価について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.個人内評価は絶対評価の一種であり、一人の児童生徒の成長を継続的・全体的に示そうとする評価である。
2.目標準拠評価は絶対評価の一種であり、自動車教習所教習項目の合否はこの評価である。
3.相対評価は、ある集団内での児童生徒の位置や序列を示す評価である。
4.相対評価は、児童生徒の学習成績が正規分布するという前提に立っている。
5.相対評価は公平な評価であるため、現在の日本の教育はこの評価を重視している。
問 26 次の文章は、目標準拠評価について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.目標準拠評価は、設定した目標に児童生徒が到達することができたかどうかを示すものである。
2.目標準拠評価は、相対評価の一つである。
3.目標準拠評価を行うには、明確な評価規準が必要である。
4.目標準拠評価を行い、目標に到達できない児童生徒がいた場合、授業を改善する。
5.目標準拠評価の信頼性を高めるため、教師には常に評価規準についての共通理解が求められる。
問 27 評価についてはさまざまな手法が提案されていますが、大人の生活場面の文脈に沿って行おうとする評価は次のうちどれですか。
1.形成的評価
2.真正の評価
3.ポートフォリオ評価
4.定量的評価
5.定性的評価
問 28 ある法規に、「校長は、その学校に在学する児童等の指導要録・・・を作成しなければならない。」とあるように、小中高等学校では必ず指導要録を作成しなければなりません。この法規は次のうちどれですか。
1.教育基本法
2.学校教育法
3.学校教育法施行令
4.学校教育法施行規則
5.学習指導要領
問 29 次の文章は、現在使用されている小学校児童指導要録様式Uの「観点別学習状況」と「評定」の記載について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.「観点別学習状況」は目標に準拠した評価で、a、b、cの3段階で記載される。
2.「評定」は、3年生から6年生の学年で記載される。
3.「評定」は、目標に準拠した評価で記載される。
4.「評定」は、3、2、1の3段階で記載される。
5.「観点別学習状況」からどのように「評定」を決定するかは、その学校を設置する教育委員会で決める。
問 30 次の文章は、小中高等学校で作成されている通知票(呼称は学校によりさまざま)について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.通知票の作成について、法規上の定めはない。
2.通知票は、児童生徒の学習や出席の状況を保護者に連絡する文書である。
3.通知票の様式は、学校で決める。
4.通知票は、児童生徒に次の学習への意欲を喚起させるという役割がある。
5.通知票と指導要録との関係は、その学校を設置する教育委員会で決める。
問 31 次の文章は、現行の小学校学習指導要領(平成20年3月告示)の国語について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.目標の一つに、「国語を適切に表現し正確に理解する能力の育成」がある。
2.各学年とも学校図書館などを計画的に利用し、その機能の活用を図るものとされている。
3.ローマ字が最初に導入されるのは、第3学年である。
4.毛筆を使用する書写の指導は、第5学年以上の学年で行う。
5.学年別漢字配当表に示されている漢字は、6学年合計で約1006字である。
問 32 次の文章は、現行の小学校学習指導要領(平成20年3月告示)の社会について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.目標の一つに、「我が国の国土と歴史に対する理解と愛情を育てる」がある。
2.社会は、第3学年以上に配当される教科である。
3.教科書としての地図(いわゆる地図帳)を活用するのは第5学年以降である。
4.各国には国旗と国歌があり、これを尊重する態度を育てるよう配慮しなければならない。
5.第6学年では、取り上げなければならない人物名が例示されている。
問 33 次の文章は、現行の小学校学習指導要領(平成20年3月告示)の算数について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.目標の一つに、「数量や図形についての基礎的・基本的な知識及び技能を身に付ける」がある。
2.各学年の目標及び内容には、算数的活動が例示されている。
3.第6学年では、円周率3.14を用いると明記されている。
4.簡単な分数を初めて扱うのは、第3学年である。
5.自分の考えを表現し伝え合ったりする学習活動は積極的に取り入れるべきである。
問 34 次の文章は、現行の小学校学習指導要領(平成20年3月告示)の理科について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.目標の一つに、「自然の事物・現象についての実感を伴った理解を図る」がある。
2.理科は、第3学年以上に配当される教科である。
3.電気は、第5学年及び第6学年で扱われる。
4.観察、実験、栽培、飼育、ものづくりの指導では、コンピュータ、視聴覚機器を適切に活用する。
5.第6学年では、肺、胃、小腸、大腸、肝臓、腎臓、心像などの主な人体の臓器を扱うが、この内容は現行の学習指導要領から導入された。
問 35 次の文章は、現行の小学校学習指導要領(平成20年3月告示)の生活について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.目標の一つに、「生活上必要な習慣や技能を身に付けさせる」がある。
2.生活は、第1学年にのみ配当される教科である。
3.生活は、時間割上週3時間程度配当される。
4.学校外での活動も積極的に取り入れる必要がある。
5.国語、音楽、図画工作などの他教科との関連を積極的に図る必要がある。
問 36 次の文章は、現行の小学校学習指導要領(平成20年3月告示)の音楽について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.目標の一つに、「音楽を愛好する心情と音楽に対する感性を育てる」がある。
2.「第1学年及び第2学年」のように2学年ごとに指導する曲が示されている。
3.「春がきた」は第2学年で扱う教材とされている。
4.国歌「君が代」は、いずれの学年においても歌えるように指導する。
5.第5学年及び第6学年で取り上げる旋律楽器として和楽器があげられているが、これは前の学習指導要領(平成10年3月告示)にはなかった。
問 37 次の文章は、現行の小学校学習指導要領(平成20年3月告示)の図画工作について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.目標の一つに、「造形的な創造活動の基礎的な能力を培う」がある。
2.図画工作は、第3学年以上に配当される教科である。
3.どの学年にも、「鑑賞する活動」が示されている。
4.「絵や立体」の授業時数は、「工作」の授業時数とおおよそ等しくなるように計画する。
5.第5学年及び第6学年においては、針金や糸のこぎりを適切に扱うことができるよう指導する。
問 38 次の文章は、現行の小学校学習指導要領(平成20年3月告示)の家庭について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.目標の一つに、「家族の一員として生活をよりよくしようとする実践的な態度を育てる」がある。
2.家庭は、第5学年及び第6学年の児童に配当される教科である。
3.米飯及びみそ汁の調理ができるよう指導しなければならない。
4.ボタン付けや洗濯ができるよう指導しなければならない。
5.調理に用いる食品として、生の肉は扱わないが、生の魚は扱ってもよい。
問 39 次の文章は、現行の小学校学習指導要領(平成20年3月告示)の体育について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.目標の一つに、「生涯にわたって運動に親しむ資質や能力の基礎を育てる」がある。
2.内容について、第1学年から「泳ぐ」指導が示されている。
3.内容の「保健」は、第3学年以降に取り扱われる。
4.内容の「ボール運動」は、ゴール型、ネット型、ベースボール型に分けられている
5.内容の「表現運動」では、リズムダンスを指導してもよい。
問 40 次の文章は、現行の小学校学習指導要領、中学校学習指導要領(ともに平成20年3月告示)の道徳教育の4つの内容です。この4つに含まれていないものはどれですか。
1.主として自分自身に関すること
2.主として他の人とのかかわりに関すること
3.主として環境に関すること
4.主として自然や崇高なものとのかかわりに関すること
5.主として集団や社会とのかかわりに関すること
問 41 次の文章は、現行の小学校学習指導要領(平成20年3月告示)の外国語活動について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.目標の一つに、「外国語を通じて、言語や文化について体験的に理解を深める」がある。
2.外国語活動は、第3学年以上に配当される活動である。
3.外国語活動では、英語を取り扱うことを原則とする。
4.外国語活動は、時間割上週1時間程度配当される。
5.外国語活動では、文字や単語は、児童の学習負担に配慮しつつ音声によるコミュニケーションを補助するものとして用いる。
問 42 次の文章は、現行の小学校学習指導要領、中学校学習指導要領(ともに平成20年3月告示)の総合的な学習の時間について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.目標の一つに、「学び方やものの考え方を身に付けさせる」がある。
2.図書館やインターネットで各国の民族衣装を調べ、まとめることは、総合的な学習の時間の学習活動になる。
3.商業施設や福祉施設で実際の仕事を体験することは、総合的な学習の時間の学習活動になる。
4.地域の伝統や文化を調べ、発表することは総合的な学習の時間の学習活動になる。
5.総合的な学習の時間の評価は、学習の状況や成果について児童生徒のよかった点を評価し、文章で記述する。
問 43 次の文章は、現行の小学校学習指導要領、中学校学習指導要領(ともに平成20年3月告示)の特別活動について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.目標の一つに、「自己の生き方についての考えを深め(人間としての生き方についての自覚を深め)、自己を生かす能力を養う」がある。
2.特別活動の内容として、学級活動、児童会活動(生徒会活動)、クラブ活動、学校行事があげられている。
3.学校行事の中の儀式的行事に、入学式や卒業式がある。
4.学校行事の中の勤労生産・奉仕的行事は、総合的な学習の時間の学習活動と捉えることができる。
5.学校行事の中の遠足(旅行)、集団宿泊的行事の一つに、修学旅行がある。
問 44 次の文章は、特別支援教育について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.児童生徒の障害の応じた特別の指導を行う必要があるときは、特別の教育課程によることができる。
2.アスペルガー症候群とは、コミュニケーション、社会性、興味に特異性が認められる広汎性発達障害のことである。
3.注意欠陥・多動性障害(ADHD)とは、年齢に相応しくない不注意、多動性、衝動性を特徴とする行動面での発達障害のことである。
4.学習障害(LD)とは、聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する能力のうち、特定のものの習得と使用に著しい困難をきたす学習面の発達障害のことである。
5.二次障害とは、ADHDとLDを合わせもつなど、複数の障害がある傾向のことである。
問 45 次の文章は、学校でよくある生徒指導場面について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.不登校はその児童生徒に大きな不利益をもたらすので、つねに登校刺激を与え、一日も早くその児童生徒が登校できるよう指導しなければならない。
2.授業中児童生徒が突然教室を飛び出したときには、飛びだした児童の安全確保が最優先であり、担任はそのために正面から対峙しなければならない。
3.いじめやいたずらが発覚した時、まず最初に行わなければならないことは、いつ誰が何をしたのかなどを時系列に沿って把握することである。
4.問題行動に対する本人の指導、保護者への連絡は、可能な限りその当日に終える。
5.問題行動に対する指導では、初期対応の是非が後の収束に大きな影響を与える。
問 46 次の文章は、児童虐待について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.児童虐待は、身体的虐待、性的虐待、ネグレクト(養育放棄)、心理的虐待の4つに大きく分けられる。
2.虐待を受けた疑いのある児童生徒を発見した教職員や医師は、児童相談所への通告義務がある。
3.夫が妻に暴力をふるうDVは児童の目の前で行われた場合、児童の心理的虐待となる。
4.虐待の通告は、通常教職員個人として行う。
5.児童相談所へ虐待の通告をした後、教職員(学校)は児童相談所の指示に従う。
問 47 次の文章は、学校で毎年定期的に行われる健康診断の検査項目について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.検査項目の一つに、色覚異常の有無がある。
2.検査項目の一つに、栄養状態の可否がある。
3.検査項目の一つに、歯や口腔疾病の有無がある。
4.検査項目の一つに、結核の有無がある。
5.検査項目の一つに、身長の測定がある。
問 48 次の文章は、児童生徒が学校でケガをした場合について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.頭、目、歯のケガは、軽微なものであっても大事をとって病院へ連れていく方がよい。
2.児童生徒が学校でケガをした場合、担任は必ず保護者に連絡する。
3.授業中のケガを病院等で治療した場合には、日本スポーツ振興センターより給付金が給付される。
4.学校内での喧嘩によるケガを病院等で治療した場合、日本スポーツ振興センターより給付金が給付される。
5.登下校中の学校外でのケガを病院等で治療した場合、日本スポーツ振興センターより給付金が給付される。
問 49 次の文章は、児童生徒の嘔吐について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.学級担任や教科担任は、嘔吐した児童生徒をいち早く発見し保健室等で処置をしなければならない。
2.嘔吐物から、ノロウィルス、ロタウィルスによる感染の可能性があるため、除去を児童生徒に手伝わせてはいけない。
3.嘔吐物の処理には、専用の処理セットが販売されている。
4.嘔吐物の処理には、アルコールを用いてもよい。
5.ノロウィルス、ロタウィルスによる感染症は、嘔吐物から手指を介して感染したり飛沫感染する。
問 50 次の文章は、学校において予防すべき感染症について述べたものです。誤っているものはどれですか。
1.学校において予防すべき感染症は、法規で決められている。
2.麻疹(はしか)にかかった児童生徒は、出席停止となる。
3.感染症による児童生徒の出席停止は、校長が行う。
4.感染症による出席停止の期間は、その児童生徒の治癒の状態を知った上で担任が決める。
5.インフルエンザにかかった児童生徒が相当数いる場合は、その学級のみが休業(学級閉鎖)となることがある。

お疲れ様でした。「採点」ボタンを押して採点してください。


結果: