なまえ(和名)
コバネイナゴ
なまえ(学名)
Oxya yezoensis
いろ
緑色(みどりいろ)の体(からだ)に、黒(くろ)い筋(すじ)が入っている。翅(はね)はうす茶色(ちゃいろ)をしている。  
きせつ
8がつ〜11がつ
なかま
バッタ目 バッタ科
おおきさ
体長(たいちょう) オス:16〜33 mm メス:18〜40 mm 
すみか
水田(すいでん)の周(まわ)りや、林縁(りんえん)などの草地(くさち)にすんでいる。
くわしいせつめい
コバネイナゴは翅(はね)が短(みじか)く、腹(はら)の端(はし)よりもやや短(みじ)かいのが特徴(とくちょう)です。

イネ科(か)の植物(しょくぶつ)の葉(は)を好(この)んで食(た)べるので、イネの害虫(がいちゅう)とされています。1950年代(ねんだい)以降(いこう)に殺虫剤(さっちゅうざい)を使用(しよう)する農家(のうか)が増(ふ)えたので、全国的(ぜんこくてき)に数(かず)が激減(げきげん)しました。

土(つち)の中(なか)に産(う)み落(お)とされた卵(たまご)の塊(かたまり)の状態(じょうたい)で越冬(えっとう)し、5がつ中旬(ちゅうじゅん)から下旬(げじゅん)にふ化(か)します。

北海道(ほっかいどう)・本州(ほんしゅう)・四国(しこく)・九州(きゅうしゅう)に分布(ぶんぷ)しています。

コバネイナゴ