なまえ(和名)
コムラサキ
なまえ(学名)
Apatura metis
いろ
翅(はね)の裏面(うらめん)はオス、メスともに赤茶色(あかちゃいろ)の地色(じいろ)に白(しろ)い帯(おび)が中央(ちゅうおう)にあり、前(まえ)の翅(はね)では、黒(くろ)い点(てん)が2対(つい)並(なら)ぶ。
きせつ
5がつ〜10がつ
なかま
チョウ目 タテハチョウ科
おおきさ
前翅長(ぜんしちょう):前翅(まえばね)のつけねから先(さき)までの長(なが)さ  30〜42mm
すみか
平地(へいち)から山地(さんち)の川沿(かわぞ)いなど、ヤナギ類(るい)のある場所(ばしょ)にすむ。
くわしいせつめい
オスの翅(はね)の表面(おもてめん)は、光(ひかり)の当(あ)たり方(かた)によって、きれいな紫色(むらさきいろ)に輝(かがや)きます。メスの翅(はね)は、輝(かがや)きません。

成虫(せいちゅう)は、食樹(しょくじゅ)の樹上(じゅじょう)や樹間(じゅかん)を飛(と)び、木(き)の高(たか)い所(ところ)の枝(えだ)や葉(は)によくとまります。

クヌギやヤナギ類(るい)の樹液(じゅえき)を好(この)んで訪(おとず)れ、腐(くさ)った果実(かじつ)や動物(どうぶつ)の糞(ふん)でも汁(しる)を吸(す)います。

幼虫(ようちゅう)は、シダレヤナギ・コゴメヤナギ・アカメヤナギ・タチヤナギなど各種(かくしゅ)のヤナギ類(るい)の葉(は)について、葉(は)を食(た)べます。

北海道(ほっかいどう)〜九州(きゅうしゅう)まで分布(ぶんぷ)している。

幼虫(ようちゅう)で冬(ふゆ)を越(こ)します。

コムラサキ