クロゴキブリ
なまえ(和名)
クロゴキブリ
なまえ(学名)
Periplaneta fuliginosa
いろ
濃(こ)いこげ茶色(ちゃいろ)で、黒光(くろびか)りしているようにみえる。
きせつ
1年中(ねんじゅう)みられる。
なかま
ゴキブリ目 ゴキブリ科
おおきさ
体長(たいちょう)25〜35mm
すみか
人家(じんか)の中(なか)でよくみられる。人家(じんか)だけでなく、樹林(じゅりん)の中(なか)でもみられる。
くわしいせつめい
家(いえ)の中(なか)でよ見(み)られるのは、このクロゴキブリです。ゴキブリの仲間(なかま)は、日本(にほん)では約60種(しゅ)が知(し)られていて、多(おお)くの種類(しゅるい)は森(もり)で枯(か)れ葉(は)などを食(た)べてくらしています。

雑食性(ざっしょくせい)で、人家(じんか)などに侵入(しんにゅう)して、なんでも食(た)べるが、樹林(じゅりん)の中(なか)では、朽(く)ち木(き)や樹液(じゅえき)などを食(た)べます。

クロゴキブリは20〜25個(こ)の卵(たまご)を1つの卵鞘(らんしょう)に産(う)みます。卵鞘(らんしょう)はアズキの豆(まめ)のような色(いろ)・大(おお)きさをしていて、中(なか)の卵(たまご)を乾燥(かんそう)から守(まも)ります。

北海道(ほっかいどう)から南西諸島(なんせいしょとう)まで日本全土(にほんぜんど)に広(ひろ)く分布(ぶんぷ)します。以前(いぜん)は関東地方(かんとうちほう)以南(いなん)に生息(せいそく)するとされていましたが、近年(きんねん)は、北海道(ほっかいどう)でもみられるようになっています。