なまえ(和名)
クロコノマチョウ
なまえ(学名)
Melanitis phedima
いろ
薄(うす)い茶色(ちゃいろ)の体(からだ)に、小(ちい)さな白(しろ)点(てん)の模様(もよう)が並(なら)んでいる。    
きせつ
6がつ〜11がつ
なかま
チョウ目 タテハチョウ科
おおきさ
前翅長(ぜんしちょう):前翅(まえばね)のつけねから先(さき)までの長さ(ながさ)  32〜45mm
すみか
樹林(じゅりん)の周辺(しゅうへん)にすんでおり、よく地面(じめん)にとまっている。
くわしいせつめい
附属幼稚園(ふぞくようちえん)のなかでは、熟(じゅく)して落(お)ちたすももの実(み)の汁(しる)を吸(す)いに集(あつ)まっていました。

成虫(せいちゅう)は、腐(くさ)った果実(かじつ)や、樹液(じゅえき)、動物(どうぶつ)の糞(ふん)を食(た)べます。

幼虫(ようちゅう)はススキ、ジュズダマ、ヨシなどのイネ科(か)の葉(は)をたべます。

成虫(せいちゅう)で冬(ふゆ)をこします。ジャノメチョウの仲間(なかま)のなかで、成虫(せいちゅう)のまま冬(ふゆ)をこすのは、ウスイロコノマチョウとこのクロコノマチョウの 2 種(しゅ)だけです。

関東地方以西(かんとうちほういせい)の本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)・屋久島以北(やくしまいほく)の南西諸島(なんせいしょとう)でみつかります。

クロコノマチョウ
落(お)ちたスモモの果実(かじつ)の汁(しる)を吸(す)っています