なまえ(和名)
クロオオアリ
なまえ(学名)
Camponotus japonicus
いろ
体(からだ)の色(いろ)は、黒(くろ)くて、腹(はら)には、茶色(ちゃいろ)の毛(け)が生(は)えている。    
きせつ
4がつ〜10がつ
なかま
ハチ目 アリ科
おおきさ
はたらきアリの体長(たいちょう)7〜12mm
すみか
草地(くさち)などの開(ひら)けた乾燥(かんそう)した場所(ばしょ)の地中(ちちゅう)に巣(す)をつくる。
くわしいせつめい
働(はたら)きアリの体長(たいちょう)は7〜12mmほどですが、女王(じょおう)アリは約17mmの大(おお)きさになります。オオクロアリの体長(たいちょう)は、日本(にほん)に生息(せいそく)するアリの仲間(なかま)の中(なか)では、大変(たいへん)大きいです。

クロオオアリは5がつ〜6がつになると、翅(はね)のある新女王(しんじょおう)アリとオスアリが交尾(こうび)のため巣(す)から飛(と)び立(た)ち、結婚飛行(けっこんひこう)を行(おこな)います。空中(くいちゅう)で交尾(こうび)をした女王(じょおう)アリは、地面(じめん)に降(お)りると翅(はね)を落(お)として、1匹(ぴき)だけで巣作(すづく)りをはじめ、小(ちい)さな部屋(へや)ができると、そこに卵(たまご)をうみます。

クロオオアリは、昆虫(こんちゅう)の死(し)がいや、アブラムシや植物(しょくぶつ)の出(だ)す蜜(みつ)を食(た)べます。

北海道(ほっかいどう)・本州(ほんしゅう)・四国(しこく)・九州(きゅうしゅう)にかけて分布(ぶんぷ)しています。

クロオオアリ