なまえ(和名)
ミカドトックリバチ
なまえ(学名)
Eumenes micado
いろ
黒色(こくしょく)で、胸部(きょうぶ)に黄色(きいろ)い模様(もよう)がある。また、胸部(きょうぶ)と腹部(ふくぶ)に黄色(きいろ)い帯(おび)が入(はい)っている。     
きせつ
5がつ〜9がつ
なかま
ハチ目 ドロバチ科
おおきさ
体長 10〜15 mm
すみか
林(はやし)や農地(のうち)の周辺(しゅうへん)に泥(どろ)でとっくり型(がた)の巣(す)をつくる。
くわしいせつめい
一般(いっぱん)にトックリバチと呼(よ)ばれているのは、このミカドトックリバチのことです。

成虫(せいちゅう)は、花(はな)の蜜(みつ)を吸(す)います。

成虫(せいちゅう)は、ひとつの巣(す)に、シャクガなどの幼虫(ようちゅう)を狩(か)り、仮死状態(かしじょうたい)にし、巣(す)に詰(つ)め込(こ)んで、そこにひとつの卵(たまご)を産(う)みます。卵(たまご)を産(う)んだ後(あと)は巣(す)のふたを締(し)めその後(ご)、世話(せわ)をすることはありません。ふ化したトックリバチは中(なか)に入(はい)っていたガの幼虫(ようちゅう)を食(た)べて成長(せちょう)します。

北海道(ほっかいどう)・本州(ほんしゅう)・四国(しこく)・九州(きゅうしゅう)・対馬(つしま)などに分布(ぶんぷ)します。

ミカドトックリバチ