なまえ(和名)
オオウンモンクチバ
なまえ(学名)
Mocis undata
いろ
薄(うす)い茶色(ちゃいろ)の翅(はね)に濃(こ)い茶色(ちゃいろ)の模様(もよう)がはいっている。
きせつ
5がつ〜9がつ
なかま
チョウ目 ヤガ科
おおきさ
前翅長(ぜんしちょう):前翅(まえばね)のつけねから先(さき)までの長(なが)さ   21 〜25 mm
すみか
草(くさ)むらの中(なか)にいて、草(くさ)の上(うえ)や、落(お)ち葉(ば)のうえにとまっている。
くわしいせつめい

前(まえ)の翅(はね)のつけねあたりに黒(くろ)い点(てん)がありますが、オスはこの点(てん)がはっきりと明瞭(めいりょう)です。メスはこの点(てん)や全体的(ぜんたいてき)な模様(もよう)がはっきりとしていません。

成虫(せいちゅう)は果実(かじつ)の汁(しる)を吸(す)います。

幼虫(ようちゅう)はクズ・フジ・ヌスビトハギのなどのマメ科(か)の植物(しょくぶつ)の葉(は)をたべます。

ガの仲間(なかま)ですが、昼間(ひるま)でもみかけます。

ウンモンクチバやニセウンモンクチバと似(に)ていますが、大(おお)きささ、翅(はね)の模様(もよう)、色合(いろあ)いが少(すこ)し違(ちが)うのでみわけることができます。オオウンモンクチバは他(た)と比(くら)べると少(すこ)し大(おお)きく、赤(あか)みがかっているようにみえます。

北海道(ほっかいどう)・本州(ほんしゅう)・四国(しこく)・九州(きゅうしゅう)・屋久島(やくしま)・沖縄(おきなわ)に分布(ぶんぷ)しています。

蛹(さなぎ)で冬(ふゆ)を越(こ)します。

オオウンモンクチバ