なまえ(和名)
ヤマキマダラヒカゲ
なまえ(学名)
Neope niphonica
いろ
うす茶色(ちゃいろ)に黒い(くろい)せんでもようが入っていて、まえ・うしろ両方(りょうほう)のはねに目玉(めだま)のようなもようがある     
きせつ
5がつ〜9がつ
なかま
チョウ目 タテハチョウ科
おおきさ
前翅長(ぜんしちょう):前翅(まえばね)のつけねから先(さき)までの長(なが)さ   27〜38mm
すみか
山地(さんち)の樹林(じゅりん)にすむ
くわしいせつめい
ヤマキマダラヒカゲと大変(たいへん)よくにたチョウにサトキマダラヒカゲというチョウがいます。上(うえ)の写真(しゃしん)のチョウは、後(うしろ)ばねの縁(ふち)にある目玉(めだま)もようの黄色い(きいろい)部分(ぶぶん)がせまいことから判断(はんだん)しました。

かつては日本(にほん)にすむキマダラヒカゲは1種(しゅ)として考(かんが)えられていましたが、山地(さんち)にみられる個体(こたい)と平地(へいち)の個体(こたい)との、どの地(ち)にでもみられる共通(きょうつう)のちがいがあることから違う(ちがう)種(しゅ)であるという疑い(うたがい)がありました。現在(げんざい)では、調査(ちょうさ)によって ヤマキマダラヒカゲとサトキマダラヒカゲは別(べつ)の種(しゅ)であることがわかりました。

北海道(ほっかいどう)〜九州(きゅうしゅう)・屋久島(やくしま)でみつかります。

ヤマキマダラヒカゲ