水棲プランクトン用語の解説
すいせいぷらんくとんようごのかいせつ
水棲(すいせい)プランクトン図かんにでてくることばのかんたんなせつめいです。わからないことばをしらべてね。あいうえおじゅんにならんでいます。
参考:
用語(ようご) ようごせつめい
きんるい 菌類(きんるい)とは、菌界(きんかい)に分類される生き物の総称(そうしょう:まとめた名前)である。良く似た名前の細菌(さいきん)とは別の界にわけらられる。一般に、キノコやカビ、酵母(こうぼ)の仲間が、ふくまれる。
かそく アメーバ運動を行う原生生物にみられる足のような構造(こうぞう)。仮足(かそく)は、きゅうに縮んだり、きゅうに伸びたりする。いろいろな仮足がしられている。有軸(ゆうじく)仮足(Axopodium),糸状(いとじょう)仮足(Filopodium),層状(そうじょう)仮足(Lamellipodium),葉状(ようじょう)仮足(Lobopodium),根状(こんじょう)仮足(Rhizopodium)。
ぐんたい 多数の個体がくっついたままで、一つの個体のような状態になっているもののことである。主として動物および藻類に対して使われる。
けいそう 珪藻類は中生代白亜紀頃に出現した、珪酸ガラスの殻を持つ植物プランクトンのグループです。長く伸びるタイプのもの(羽状目)と、厚い円盤のようなかたちのもの(同心目)がある。
げんけいしつりゅうどう 生きている細胞の内部で、原形質が流れるように動く現象。 狭義には植物細胞で見られるような細胞の外形が変わらない運動だけを意味するが、広義にはアメーバ運動のような細胞全体の運動も含む。
げんせいどうぶつ かつて、生物を動物と植物に分けていた(2界説)頃に使われた分類群の名。運動性がある真核生物はほとんど動物として扱われていたので、単細胞で運動性のあるものを単細胞の動物であるとして原生動物門 (Protozoa) にまとめた。
こうごうせい
ごかいせつ 生物全体をモネラ界(原核生物を含)、原生生物界、植物界、菌界、動物界に分類している。
さいぼう 細胞膜につつまれ、内部に核あるいは核様体をもつ生体の構造的・機能的な単位。
しょくぶつプランクトン 太陽の光をりようして生き物に必要な有機物を作るための、光合成色素をもっているプランクトンのなかま。
せいたいけい 生態系(せいたいけい)とは、そこにすむ生物の群集(動物、植物、菌類、原生動物、細菌など)やそれらをとりまく環境を、ある程度閉じたもの(系)であると考える時の呼びかた
せいぶつ 動物や植物などのいちれんの存在のことを総称して生物という
せんもう 繊毛(せんもう)とは、細胞の運動器官であり、鞭毛と同じく、振り動かすことのできる毛のような構造である。短いものが一面に並ぶのが鞭毛との違いである。
繊毛の典型的なものは、単細胞生物であるゾウリムシやテトラヒメナに見られる。これらの生物では、全身にほぼ同じ長さの毛が一面に生えている。これらの毛は、個々には振り動かすような動きをし、それが全体として、調和の取れた波のような動きを見せる。これによって水を動かし、彼らは前進し、物にぶつかれば、そのままで後退する事ができる。このように、繊毛をもつ単細胞生物を繊毛虫と言う。
せんもうちゅう 動物的単細胞生物の一群である。全身に繊毛という毛を持ち、これを使って移動する。ゾウリムシ、ラッパムシ、ツリガネムシ、テトラヒメナなどが有名。
そうるい 藻類(そうるい, algae)は、酸素を発生する光合成を行う生き物のうち、主に地上に生息するコケ植物、シダ植物、種子植物を除いたものの総称(そうしょう)。酸素を発生しない光合成を行う硫黄(いおう)細菌などの光合成細菌は含まれない。
たさいぼうせいぶつ 多くの細胞を持つ生き物をまとめてこう呼ぶ(総称)。
たんさいぼうせいぶつ 単細胞生物とは、1個の細胞だけからできている生物のこと。体が複数の細胞からできている多細胞生物に対する言葉である。
どうぶつプランクトン 光合成を行わず、呼吸によりエネルギーを得ているプランクトンの総称である。
ビオトープ 生物を意味するBioと場所を意味するTopeとを合成したドイツ語で、野生生物が食物連鎖により循環し生息できる空間を意味する。
ふえいようか 閉鎖性水域において、河川などから窒素、燐などの栄養塩類が運び込まれて豊富に存在するようになり、生物生産が盛んになることをいう。
ぷれぱらーと けんびきょう観察をするときに、使うカバーグラスとスライドグラスを合わせたもの。
ぷらんくとん プランクトンとは、自力で遊泳せずに、流されて生活するタイプの水中生物をさします。珪藻などの植物プランクトンのように小さいものが多数を占めますが、クラゲのような大きな動物も浮遊生活を送っている点でプランクトンに分類されます。
 プランクトンとして生活するためには、身体が小さくて沈降がきわめて遅いか、浮力を持っているか、あるいは浮くための運動をする必要があります
べんもう 細胞表面にあり、長くて数の少ない毛状の構造の呼称。構造的には真核生物鞭毛と原核生物鞭毛に分けられる
ようりょくたい 葉緑体(ようりょくたい)は、光合成をおこなう生物にみられる細胞小器官である。葉緑素(ようりょくそ)などの色素(しきそ)をふくむ。葉緑体のような色素体には,ほかにも、アミロプラスト,クロモプラスト,白色体などさまざまな種類がある。色素体は,だいたいの場合、二重の膜(まく)で囲まれ、葉緑体のDNAを持つことがとくちょうである。